脳科学者・茂木健一郎氏が自身のYouTubeチャンネルで「万能感と、努力と、無力感が整っている人はすばらしい」と題した動画を公開し、「人間は万能感を持つことがある」「根拠のない自信とも言えるが、子供の時って何でもできると思いがち」と語り、人生における“万能感”の意義や危うさについて自らの見解を述べた。

動画冒頭、茂木氏は「時々若者も万能感を持っているやついるよね。何でも俺はできるぞ、みたいな」と分析しつつ、「それを裏付ける努力、本当にやるならやらなくちゃいけない。万能感だけだとダメだよね」と警鐘を鳴らした。「根拠のない自信とそれを裏付ける努力、この2つはよく言っている」と述べ、ただの自信だけでなく“すさまじい努力”の重要性を重ねて強調した。

一方で茂木氏は「もう一個、人生において必要なのが無力感」だと力説。「打ちひしがれた感じ。これは万能感と真逆のようだけど、無力感にとらわれるのはとてもいいこと」だとし、「アイザック・ニュートンやアインシュタイン、ジェームス・ジョイスのような偉人の業績に触れると、自分の無力さを感じる。それは無限に向き合っているということ」と独自の見解を語った。

茂木氏はまとめとして、「僕は万能感と、それを裏付ける努力と、それが無力感。この三つがあったら人生かなりいい感じだと思う。この三つが整っている人は素晴らしい。そうなりたいもんだね」と締めくくった。

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