今季初ゴールも複雑な気持ち。横浜FCの山根永遠が古巣セレッソに対して「申し訳ない」と語った理由と特別な想い
3月15日に行なわれたJ1第6節で、横浜FCの山根永遠が古巣のセレッソ大阪から、今季のリーグ戦初ゴールを奪った。
右ウイングバックで先発した山根に、その瞬間が訪れたのは、1点リードで迎えた53分だった。福森晃斗が左サイドからアーリークロスを上げ、C大阪のGKキム・ジンヒョンが弾いたこぼれ球に反応した背番号8は、ダイレクトで右足を一閃。強烈なシュートを叩き込んだ。
【動画】山根の今季初ゴール!
山根にとってC大阪は、プロとしての第一歩を踏み出したクラブだ。サンフレッチェ広島ユースから2017年にC大阪に加入したアタッカーは、19年6月まで在籍。その約2シーズン半においてトップチームでの出場がなく、主舞台はC大阪U-23のメンバーとして参戦していたJ3だったが、そこで71試合・13得点を記録している。
今節の試合前のメンバー紹介の際も、C大阪サポーターから拍手が送られていた山根は、かつて在籍していたクラブに対する特別な想いを明かした。
「古巣相手に決めたら喜んじゃダメみたいなこともありますけど、今季の初ゴールだったのもあって、すごく喜んでしまいました。申し訳ないです。
でも、拍手されていたのも感じていましたし、僕をサッカー選手にさせてくれたクラブで、今があるのはセレッソ大阪のおかげです。セレッソ側にしたらあまり嬉しくないことだと思いますけど、しっかり自分を証明できたのかなと思います」
古巣での得点がさらなるゴール量産の起爆剤になるか。山根の今後の活躍に期待だ。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
