京都大賞典に出走予定のヴェラアズール(撮影：高橋正和)

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　ヴェラアズールに注目したい。京都にコースが戻る今年も勝利なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■10/9(祝月)　京都大賞典(3歳上・GII・京都芝2400m)

　ヴェラアズール(牡6、栗東・渡辺薫彦厩舎)は昨年の当レースで重賞初制覇を飾ると、続くジャパンCも優勝したエイシンフラッシュ産駒。その後はドバイワールドCに挑戦して13着、宝塚記念で8着などリズムに乗れていない印象だが、休養を挟んで再始動。阪神だった昨年とコースは違えど外回りは合うだけに、巻き返しを期待したいところだ。鞍上は松山弘平騎手。

　ディープボンド(牡6、栗東・大久保龍志厩舎)は昨年の阪神大賞典などGIIを4勝しており、GIでも天皇賞(春)で3年連続2着など活躍しているキズナ産駒。実績最上位の存在であり、また京都巧者であるからここも上位争いは必至だろう。鞍上は和田竜二騎手。

　その他、5月の目黒記念で重賞初制覇を果たしたヒートオンビート(牡6、栗東・友道康夫厩舎)、今年の鳴尾記念など重賞3勝のボッケリーニ(牡7、栗東・池江泰寿厩舎)、札幌日経OPを圧勝したブローザホーン(牡4、美浦・中野栄治厩舎)、6月のマーメイドSを勝ったビッグリボン(牝5、栗東・中内田充正厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時35分。