日本大学アメフト部の悪質タックル問題では、現場にいたほかの部員の証言が有力な根拠となり、監督とコーチから反則行為の指示があったと認定された。この部員が警視庁の調べに対し「タックルした選手を守るために実際に聞いていない証言をした」という趣旨の話をしていることが、捜査関係者への取材で分かった。NHKニュースが報じた。

警視庁は、試合の映像解析や、複数の部員の話からも反則行為の明確な指示は確認できず、前の監督とコーチの刑事責任は問えないと判断し、こうした意見や捜査結果をまとめた書類を近く検察庁に送付することにしている。


アメフト問題「タックルした選手守るため聞いてない証言した」(NHKニュース)