国際協力銀行、新たな重点課題に中堅・中小支援を入れた理由
―前中計とは異なる重点取り組み課題を編成しました。
―重点取り組み課題の「成長分野・新領域」「インフラ海外展開」など新たに項目建てした課題は中堅・中小も視野に入れたとしています。
「中堅・中小企業は、これまで一般的に大手企業の下請けという認識が強かった。だが、現在、情報通信技術(ICT)、人工知能(AI)といった新しい技術のもとで従来にはない産業分野が生まれている。中堅・中小でも光る技術を持っている企業はある。融資を定型的に行うのではなく、課題解決の提供という付加価値をつけたい。こうした企業支援が日本の競争力の強化につながると考える」
―一方、従来の中堅・中小の海外展開支援に対する地域金融機関などとの協調融資は目標件数が低めです。
「16年度までの3年間は年間100件を超えていたが、18年度からの3年間で240件とした。目標を高くしすぎるとノルマと勘違いする職員もでてきてしまう。これは経営のメッセージだ」
―地域金融機関との連携を今後どう進めますか。
「これまでも中堅・中小向けに協調融資する専門部署で地域金融機関と連携をしてきたが、より強化すべく10月に専任審議役を配置した。連携することで、地方で地域金融機関をメーンバンクとする、光る企業の海外展開を支援していきたい」
