ムバッペの移籍後初ゴールなど5ゴールを奪ったPSGがメスに圧勝!《リーグ・アン》

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▽パリ・サンジェルマン(PSG)は8日、リーグ・アン第5節でメスと対戦し、5-1で圧勝した。メスの日本代表GK川島永嗣はフル出場を果たした。

▽開幕5連勝を狙う首位PSGが、今季リーグ戦初勝利を目指すメスのホームに乗り込んだ一戦。前節サンテチェンヌに3-0と完勝したPSGは、その試合から先発メンバーを3人変更。ディ・マリア、パストーレ、クルザワに代えて新加入のムバッペ、ドラクスラー、ユーリを先発で起用した。

▽ムバッペをトップ下に起用した[4-2-3-1]で試合に臨んだPSGは、立ち上がりからハーフコートで試合を進める。すると11分、オーバラップしたユーリがボックス左から切り込みラストパスを供給。これをボックス中央で受けたドラクスラーがシュートに持ち込むも、これはGK川島の好セーブに阻まれた。

▽試合の主導権を握るPSGは、22分にもゴール前でボールを受けたカバーニに決定機が生まれるも、シュートは左ポストに嫌われる。立て続けのチャンスを逃したPSGだが、31分にスコアを動かす。中盤でボールを受けたネイマールが絶妙なスルーパスを送ると、これに反応したカバーニが飛び出したGK川島をかわし無人のゴールにボールを流し込んだ。

▽先制したPSGだが、セットプレーの流れから失点を許す。37分、右CKのセカンドボールを右サイドで拾ったドセビがドリブルでボックス右深くまで切り込みクロスを供給。これを逆サイドから走り込んだリビエールがヘディングシュートをゴール左に叩き込んだ。

▽1-1で迎えた後半、先にチャンスを迎えたのはメス。48分、マルキーニョスのバックパスにリビエールがプレッシャーをかけると、飛び出したGKアレオラがパスミス。これを奪ったリビエールが無人のゴールにダイレクトシュートを狙ったが、これはゴール右に逸れた。

▽あわやのピンチを凌いだPSGは、56分に数的優位を得る。アスー=エコトが後方からムバッペに対する危険なタックルを見舞うと、このプレーでレッドカードが提示され、退場となった。

▽数的優位となったPSGは、ここからゴールラッシュを見せる。59分、ボックス左から走り込んだネイマールにムバッペが浮き球のパスを供給。これは相手DFに弾き返されるも、こぼれ球に反応したムバッペがダイレクトシュートをゴール右隅に突き刺した。

▽勝ち越しに成功したPSGは、64分にもバイタルエリアでボールを受けたネイマールがゴール右隅にコントロールシュートを決め、3点目。さらに75分、ユーリの左クロスのセカンドボールをカバーニが押し込み、決定的な4点目を奪う。

▽ミッドウィークに行われるチャンピオンズリーグ(CL)を考慮しPSGは、77分にカバーニを下げてルーカス・モウラ、78分にモッタを下げてロ・セルソ、83分にラビオに代えてエンクンクをピッチに送り出した。

▽その後も危なげない試合運びを見せるPSGは、87分にルーカス・モウラがムニエの折り返しをゴールに流し込み、5-1と圧勝。PSGが開幕5連勝を飾った。