イケメン若手プロ、出水田大二郎が上位で最終日へ(撮影:鈴木祥)

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<フジサンケイクラシック 3日目◇2日◇富士桜カントリー倶楽部(7,566ヤード・パー71)>
宮里優作と同組で回った24歳、身長183センチの“イケメン”出水田大二郎は1バーディ・1ボギーの“71”でトータル1アンダーを死守。先週の「RIZAP KBCオーガスタ」では予選ラウンドを2位で終えて3日目を迎えるも、3オーバーで後退。難コースを相手に上位で踏みとどまった今日の結果は、先週の反省を生かしたといっていいだろう。
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「出だしから2メートル、2メートル、3メートルとシビアなパーパットを決めることができて、それから落ち着いてプレーできました。でも、その後何度かあったバーディチャンスを決められなかったのは実力不足ですね(出水田)」
難関・富士桜カントリー倶楽部のグリーンと難しいピンポジションにスコアを伸ばしきれなかったが、後半のノーボギーは立派だ。首位と4打差で迎える最終日にも前向きで「先週に引き続きショットの調子はいいので、いけるときにできるだけいきたい。明日、早い段階でバーディを取って追いかけたいです」と優勝争いに加わる気も満々。若き逸材の爆発に期待しよう。
ちなみに、サングラス姿でのプレーが松山英樹に似ている、とたびたびいわれるらしい出水田。その松山とは、出水田が高校2年生時、松山が高校3年生時に新潟県で行われた国体で一緒に回ったという。「ラウンドの後“お前、パター下手だなぁ。教えてやるから来い”と誘ってもらって、パッティンググリーンでマンツーマンで20〜30分くらい教えてもらったことがあるんです。パターヘッドのロフト角どおりに打つんだ、といったレッスンでした。その国体では松山さんは確か2位に、ボクは4位だったと記憶しています」とのこと。
それから8年の月日が流れ、世界ランク3位にまで上り詰めた松山との差は大きく開いた。しかし、まだまだ荒削りながら、今後大きく飛躍しそうな雰囲気を持っている。プロの世界で大きく羽ばたくためにも、まずは“いずみだ”という名前をゴルフファンに広める大きなチャンスが、最終日に待っている。
文/伊藤昇市
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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