左上から時計回りに杉本哲太、市原隼人、田中哲司、北村総一朗、甲本雅裕、臼田あさ美、大倉孝二

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『連続ドラマW 沈黙法廷』の追加キャストが発表された。

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9月24日からWOWOWで放送される同作は、『廃墟に乞う』で『第142回直木三十五賞』を受賞した佐々木譲による法廷ミステリー『沈黙法廷』をもとにした作品。連続する老人の不審死事件の容疑者として捜査線に浮上した家事代行の女・山本美紀を巡り、警察やマスコミ、彼女を信じる者たちの視点から美紀の人生が炙り出されていく、というあらすじだ。美紀役を永作博美が演じる。

今回出演が発表されたのは、美紀を想い、信じ続ける青年・高見沢弘志役の市原隼人、美紀の弁護に名乗りを上げる弁護士・矢田部完役の田中哲司、老人の不審死事件の真相を追及する刑事・伊室真治役の杉本哲太、伊室とバディーを組む警視庁のエリート・鳥飼達也役の大倉孝二、伊室の部下の新米刑事・西村敦子役の臼田あさ美、テレビ局ディレクター・高井陽介役の甲本雅裕、美紀に家事代行業を依頼し、自宅で変死体となって発見される資産家の老人・馬場幸太郎役の北村総一朗ら。

市原隼人は「生々しい感情が映像の中で生きる事を胸に現場と向き合って行きます」、田中哲司は「今回、弁護士役ということで、裁判シーンでは、役者のオーディションをされているみたいで、プレッシャーも感じておりますが、それもまた楽しんで演じていきたいと思います」、杉本哲太は「回を追うごとに深まる謎の真相が最終話で明かされる行方を是非、お楽しみください」とそれぞれコメントしている。

■市原隼人のコメント
主人公の女性に恋をし、愛が芽生え、会えなくなり生まれた心の隙間に突き刺さる事実と真実が虚無感と混ざる中、相手を想い続ける弘志を演じさせて頂きます。生々しい感情が映像の中で生きる事を胸に現場と向き合って行きます。

■田中哲司のコメント
原作では、社会の暗部と希望が上手く表現されており、これをドラマにするのはとても大変なことだと感じました。私が演じる矢田部は原作からキャラクターが変更されており、市原さん演じる弘志とのつながりなど、ドラマ版オリジナルで構成された部分も楽しんで頂ければと思います。
また、最後の裁判で山本美紀がどういった人物なのかを紐解いていくところも見どころの一つだと思っています。今回、弁護士役ということで、裁判シーンでは、役者のオーディションをされているみたいで、プレッシャーも感じておりますが、それもまた楽しんで演じていきたいと思います。

■杉本哲太のコメント
今回、演じさせて頂く役は所轄のたたき上げの刑事です。
過去に経験した苦い想いを背負い、自分の信念を貫き、突き進んでいく典型的な所轄の刑事で、臼田さん演じる後輩の西村にも厳しく、時に優しく接していきます。意外にもこういった実直な役はあまり経験がなく、人間臭い刑事をしっかりとつくっていきたいと思います。
また、この作品は、山本美紀という女は一体何者なのか。何がそこまで彼女を追い詰めていくのか。というところが見どころの一つであり、伊室自身もその疑問に大きく動かされていきます。回を追うごとに深まる謎の真相が最終話で明かされる行方を是非、お楽しみください。