3連休の真っ只中ですが、もしも時間を持て余しているなら、山陰地方に足を運んでみてはいかがですか?
日本海と中国山地に挟まれた山陰地方は、実は山の幸と海の幸が満喫できる美食の宝庫。ブランド食材からB級グルメまで、幅広い食文化が存在します。

そこで「田舎暮らしの本」11月号では「鳥取県・島根県でおいしい暮らし」と題して、地元グルメライターがご当地グルメをご紹介。
特集内からニュースサイト「treasures(トレジャーズ)」では「ご当地グルメ ベスト6 鳥取編」をピックアップしました。
早速、第6位からチェックしていきましょう!!

第 6 位
琴浦町

弾力満点、地域活性化の起爆剤
琴浦あごカツカレー

中央に鎮座するカツをひと口食べると、すごい弾力。地元では練り物で親しまれているあご(飛魚)をカツにし、かけるカレーもあごだしを効かせた“あご尽くし”のカレーだ。
高速道路開通によるストロー現象を危惧し、地域おこしの起爆剤として2010年に誕生。バーガーも人気上昇中だ。


第 5 位
鳥取市

うどんだしと中華麺の名コラボ
素ラーメン

“酢”は入らず、その正体は「中華麺+うどんだし」という和中折衷麺。
昭和20年代に鳥取市内の老舗食堂で産声を上げ、今では市役所食堂の名物でもある。
鳥取人の舌に合わせた甘いだしに天かすのコク、シコシコの麺を一気にすするのは庶民の喜びナリ。


第 4 位
東部エリア

ヤミツキ系の濃厚焼きそば
鳥取ホルモン焼きソバ

焼き肉店から居酒屋まで、県東部で半世紀以上人気のご当地麺。
ホルモンは牛のパイプ(小腸)をメインに数種をミックス、これに野菜と焼きそば麺、そして各店オリジナルの味噌系タレを絡めてアツアツが完成!
「 ビールにもご飯にも合う。焼き肉の締めで食べるのもうまい!」(鳥取市民)。

第 3 位
米子市・境港市

名峰を“いただく”伝統食
いただき

西日本を代表する名峰・大山(だいせん)の頂(いただき)が由来というビッグな逸品だ。
大人の手のひらサイズの三角油揚げの中に、生の米、ゴボウ、ニンジンなどの野菜を詰めて、だしで炊き上げる。いなりとは異なるもっちり食感で、だしを吸った揚げと相性抜群。


第 2 位
鳥取市

絶妙なる“ふっくら”食感
鳥取とうふちくわ

その“ふっくら食感”はちくわの常識を覆すこと必至。木綿豆腐7:白身魚のすり身3の割合で合わせて“蒸して”つくられ、150年以上にわたり県東部の食卓で愛され続けている。近年ではカレー味などの新作や握り寿司、オードブルなどで出す店舗も増加中。

第 1 位
中西部エリア

飲み干したい香ばしいスープ
鳥取牛骨ラーメン

牛骨を12時間以上煮出しうま味を引き出して地元しょう油で味付けしたスープは、見事なツヤのある黄金色。熱々をすすれば牛のコクと香ばしさがたまらない。
ラーメン店から食堂、喫茶まで県西中部の80店ほどで食べられる「毎日食べても飽きない味」(地元民)。

いま注目のあごが練り物のカツとして味わえたり、ご当地ラーメンが2種類もランクインしていたり、庶民派グルメが好きな人には見逃せないラインナップのはず!

さらに誌面では、鳥取県・島根県が誇るご当地ブランド食材や、現地で“おいしい暮らし”を送っている移住者たちの声、島根県の「ご当地グルメベスト6」もレポートしています。

読めば足を延ばしたくなるこちらの特集について、詳しくは「田舎暮らしの本」11月号74ページからをご覧ください!

構成・文/植田英樹
写真/松村隆久、飯田若菜、鳥取情報文化研究所、松江商工会議所青年部、穏岐観光協会、JAしまね西石見地区本部、道の駅 瑞穂

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