ラツィオはチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得を信じている。自信を持ってインテルとの最終節に向かっているようだ。3位となり、CLに出るためには、インテルに勝った上で、ウディネーゼがカターニアに敗れることを期待しなければならない。難しいことだ。だがいずれにしても、ラツィオは勝たなければいけない。

フォルメッロの雰囲気は穏やかだ。DFリオネル・スカローニとMFクリスティアン・レデスマがシェフとなり、アルゼンチン料理アサドが全員に振る舞われた。FWミロスラフ・クローゼとレデスマ、DFジュゼッペ・ビアーヴァは、先発出場する準備ができている。

出場停止のGKフェデリコ・マルケッティやDFアンドレ・ジアスのほか、MFエルナネスやFWトンマーゾ・ロッキら、今回も9名が起用できない状態だが、エディ・レヤ監督は現状について次のように話している。

「本来のプレーをすれば、確実に4位にはなれるはずだ。そして試合が終わったときに、カターニアでの一戦がどうなったかを見てみようじゃないか。今日の練習では、14人しかいなかったが、とても激しいトレーニングができた。我々は日曜の試合で勝ちたいと思っている。残念ながら、いつもと同じケガの問題があるけどね」

2か月以上にわたる戦線離脱から復帰し、前節アタランタ戦での勝利において非常に重要な存在となったMFセナド・ルリッチは、ラツィオが諦めていないことを強調している。

「どうして信じないのさ? まだあらゆることがあり得るでしょ。僕らは自分たちのことを考えなければいけない。それから、ほかの試合がどうなったかを見てみよう。ウディネーゼも難しい一戦だ。カターニアは素晴らしいチームだし、アウェーだからね。それに、前節でナポリもボローニャに負けたじゃないか。全チームが難しい試合を戦うんだよ。僕らもインテルと対戦だ。でも、僕らはホームで戦う。ファンの前でうまく終わらせたいと思っているよ。ホームで戦うのはプラスの武器となるね」