25日、中村格(いたる)警察庁長官は記者会見で辞職する意向を示した。7月に起きた安倍晋三元首相銃撃事件は奈良県警の警備体制が問題視されており、警察のトップが責任を取るかたちとなった。【写真】実は事件1週間前の街頭演説は“完璧”だった「警察庁長官が辞めたのなら、警視総監も辞めざるを得ない」そう話すのは、元大阪府警刑事の犯罪ジャーナリスト・中島正純氏。「この事件は奈良県警の警備体制の甘さが招いたような