国立大学の運営を文部科学省が支える各年の運営費交付金に対し、中長期で施設(建物)をカバーするのが「施設整備費補助金」だ。2019年度予算は国土強靱(きょうじん)化の措置で好転したが、これまでも補正予算頼みで安定しない。老朽化対応が大きく遅れていることに、大学の経営陣は不安を募らせる。そのため関係者は今後、地域や産業界などとの“共創”の施設という視点で、社会や政府の理解を引き出そうとしている。国