6回、ソロを放って生還した佐々木(44)を迎える橋上監督代行(中央)ら(撮影・立川洋一郎)

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 「阪神1−5巨人」(25日、甲子園球場)

 阪神が巨人を相手に連敗を喫しカード負け越し。首位から陥落した。元阪神エースでデイリースポーツ評論家の井川慶氏は、巨人の勢いを「チームが一つになって戦えていることと、だからこその粘りがある」と分析した。

 「一発を打つ選手が多いというのが、昔からの巨人のイメージとしてありましたが、今のチームは全員が粘り強さを出せていますよね。その上で若い選手たちがのびのびと、思いきってプレーできている感じがします」

 思いきりというところで一つ目立ったのが、同点の四回無死一、二塁での佐々木の打撃だった。1ストライクから内角に来た阪神・伊原の2球目の直球を力強く振り抜き、右越えの適時二塁打とした。

 「佐々木選手は1打席目にヒットを打っていたとは言え、この四回は送りバントもありえる状況ではありました。そして打ちにいっても併殺がありえる中で、あの詰まってもおかしくない内角のボールをあそこまで運べたわけです。ミスを怖がることなく、思いきったスイングができているからこその打球でした」

 佐々木はさらに六回にもソロを放ち3安打2打点の活躍。これで巨人は前半戦首位ターンが確定した。「もちろん3位のヤクルトも巻き返してくると思いますが、優勝争いは阪神と巨人が中心になると思います。阪神としてはまず26日の前半戦最終戦を勝って締めくくりたいところですね」と語った。