ユベントスがこのマルティネスを引き抜くのは困難なようだ。(C)Getty Images

写真拡大

 イタリアの超名門ユベントスが、日本代表GK鈴木彩艶に対する関心を深めているのかもしれない。

 移籍市場に精通するジャンルカ・ディ・マルツィオ記者のサイトは7月23日、ユーベがパルマとの接触を保ち、鈴木獲得の可能性について問い合わせていると報じた。

 昨季、ミケーレ・ディ・グレゴリオの評価が芳しくなかったユーベは、新たな正守護神を探している。当初はブラジル代表のアリソンを狙ったが、リバプールが放出しなかったのを受けて断念。次に関心を寄せたのが、北中米ワールドカップで準優勝だったアルゼンチン代表のエミリアーノ・マルティネスだが、こちらも獲得に難航している。

 9月で34歳になるベテランとあり、ユベントスは600〜700万ユーロ(約11億1000万〜13億円)を提示しているが、アストン・ビラの要求は倍額。“壁”の高さが変わらないことを受け、ユーベは「プランC」に移行しつつあると言われる。

 そのプランCの候補が、鈴木とトッテナムGKグリエルモ・ヴィカーリオだ。『gianlucadimarzio.com』は、ユベントスが「要求額より提示額に近い条件になるように交渉を進めている」と報じた。

 報道によると、23日のリーグ会合でも、ジョバンニ・カルネバーリCEOがパルマのフェデリコ・ケルビーニCEOに打診したようだ。ただ、パルマも鈴木には高額の移籍金を求めており、「まだ開きはあるまま」とされている。
 
 また、『Gazzetta dello Sport』紙は24日、ヴィカーリオは「確実で上昇中のカード」、鈴木は「現在と未来のための大きな魅力」と表現。ナポリGKミリンコビッチ=サビッチも候補から外れていないと伝えた。

 23歳のサムライ戦士にはリーズやアストン・ビラのほか、パリ・サンジェルマンも関心を寄せていると言われるが、同紙は「ルイス・エンリケはスズキで欧州王者のGK陣をリフレッシュさせたいと望んでいるが、リュカ・シュバリエは抵抗している。スローダウンはユベントスが割って入るのを容易にするかもしれない」と報じている。

 マルティネスやヴィカーリオ、そして鈴木の去就をめぐる報道は以前から続いている。ワールドカップが閉幕したことで、これから動きが本格化することも予想されるだけに、進展から目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「エゴを出したいヤツは大会が終わってからにしてくれ」堂安律が敗戦後に明かした発言の“真意”「世間の人と感覚が違う」「それほど牙を抜かれたわけではない」【W杯】