FBS福岡放送

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福岡県議会の議長ポストなどをめぐる“金銭授受疑惑”についてです。福岡県の服部知事は、県議会がすべての議員を対象に行う予定の聞き取り調査について、「議会としがらみのない第三者が徹底的に調査すべきだ」と指摘しました。

階段を上ると、博多湾や背振山などを360度見渡すことができます。福岡市中央区の県営西公園に19日にオープンした展望施設です。

■訪れた人
「遠くまで見えて、すごくきれいだなと思いました。」

19日に服部知事らが出席して開かれた完成記念式典。式では突如、地域の住民代表として招かれていた男性が、「ひと言、言わせてほしい」と声を上げました。

展望施設のバリアフリー化を求めたあと、福岡県議会の疑惑について言及しました。

■当仁校区自治協議会・高橋績 会長
福岡県議会の大問題について、新聞やテレビで毎日のように報道されています。一日も早くその真偽を確かめ、その結果について公表いただくことを切に要望します。」

■吉松源昭県議(7日)
「人の弱みにつけ込んだ喝上げ、またはみかじめ料的な要求であったと、私は理解しています。」

かつて議長を務めた元自民党の吉松源昭県議の告白をきっかけに浮上した、福岡県議会の議長ポストなどをめぐる“金銭授受疑惑”。

■中尾正幸副議長(14日)
「音声データは私の声紋なんでしょう。その会話をしたんでしょう。でもお金の授受はありません。」

FBSの取材に対し、これまでに吉松県議を含む4人の議長・副議長経験者が「金銭を渡した」と主張しているのに対し、名指しされた自民党県議団の幹部らは「事実無根」などと否定しています。

疑惑の当事者の一人、蔵内勇夫議長は当初、19日の式典に出席する予定でした。

しかし、直前になって、「自分が出ることで本来の趣旨と違った雰囲気になる」として、欠席しました。

蔵内議長をめぐっては、匿名を条件にFBSの取材に答えた副議長経験者が、「就任前に現金500万円を手渡した」などと証言しています。

この「匿名」での証言の真偽を問われた蔵内議長は。

■蔵内勇夫議長(17日)
「私に金銭を渡したという報道があるので確認しました。『どなたなんでしょうか』と。『それは言えません』と。『では匿名ですか』と。匿名であれば、うわさ話と一緒なので、 今ウェブですごくやられているので、そういったことに答えることはできません。」
Q.なぜ意見が食い違う?
「それは相手に聞いてくださいよ。」

双方の主張が食い違う中、19日の式典後に取材に応じた服部知事は。

福岡県・服部知事
「今、議会の品位を汚すと同時に、県の名誉、県に対する県民の皆さんの信頼を損なう事態が生じている。『一体どうなっているんだ』と私も含め、県民の皆さんは事実を知りたいという思い。県民の一票によって負託を受けた代表者として、責任をもって早期にこの問題の真偽を明らかにしていただきたい。」

その上で服部知事は、県議会が行う予定の、外部の有識者による全議員への聞き取り調査について、注文をつけました。

■服部知事
「第三者を入れるにしても、議会としがらみのない客観性を担保できる方を選定して、徹底的に調査をしてもらう必要もある。」

服部知事が求めた、議会としがらみのない第三者による疑惑の調査。県議会では、担当弁護士の選任などに時間がかかっているなどとして、具体的な開始時期は示していません。

真実はいつ明らかになるのでしょうか。