火元の洗濯物は“音楽教諭の私物の服” ストーブも音楽教諭の私物…日常的に学校内で洗濯と乾燥を行っていたか【小学校火事・3度目の会見】
2日夜、会見を開いたのは先月、児童ら11人がケガをする火事があった東京・北区の小学校です。警視庁は音楽準備室のストーブの近くにあった洗濯物に火が燃え移った可能性について調べていますが、この洗濯物が音楽教諭の私物の服だったことが会見で明らかになりました。
■校長 音楽教諭が“私物の服を干していたことを確認”

2日夜、急遽行われた“3度目”の会見。
滝野川第三小学校 校長
「ご心配、ご迷惑をおかけしたことに私からも改めてお詫び申し上げます。誠に申し訳ありませんでした」
改めて謝罪したのは、東京・北区で児童ら11人がケガをする火事があった滝野川第三小学校です。北区とともに会見を行いました。

音楽準備室が火元となった火事。ストーブの近くにあった洗濯物に火が燃え移った可能性について調べていますが、その洗濯物が、40代の女性教諭の私物の服だったことが会見で明らかになりました。
滝野川第三小学校 校長
「音楽教諭はおおむね朝6時頃に出勤し、以前から家庭科室の洗濯機を使って私服や金管バンドなどで用いていた清掃用のタオルなどを洗濯し、音楽準備室で干しており、火災のあった19日当日は、自身の服を洗濯して干していたことを確認しました」

また、音楽準備室にあったストーブも女性教諭の私物だったといいます。
女性教諭は日常的に私服の洗濯や乾燥を学校内で行っていたとみられ…
滝野川第三小学校 校長
「これらの事実について、音楽教諭以外の他の教職員は把握していなかったことも確認しました」
そうした状況を他の教員らは把握していなかったといいます。こうした事実は女性教諭らへの聞き取りによって判明したということです。
■火事では児童327人が全員避難 児童8人含む11人ケガ

水越毅郎フィールドキャスター(先月19日)
「火が出たとみられるのは、4階の音楽準備室です。当時、その隣の音楽室では授業が行われていたということです」
4階の音楽準備室から出火した火事。当時、隣にある音楽室では5年生の児童24人が授業を受けていました。
一部の児童は、その音楽室からひさしをつたって避難していて…
ひさしに避難した小学5年生
「屋根みたいのがあって、そこに乗って消防車を待って、はしごでそこから3階に下ろされて。座って落ちないようにしてたけど、2人そこから落ちちゃって」

小学2年生
「『本当の火事です』ってなって、先生が防災頭巾をかぶってくださいって。『廊下に何順でもいいから並んで』ってなって。それで外に避難した」
当時、学校にいた327人全ての児童が避難する事態に…。警視庁によりますとこの火事で児童8人を含む11人がケガをしました。
■入院中の音楽教諭 反省の言葉も

現在も入院しているという女性教諭。
火事が起きた直後は「子どもたちや先生たちは大丈夫でしたか?」と、児童らにケガがないか心配するような言葉や、普段自分が使っている場所が火元になったことに対する反省の言葉を話していたということです。
この火事で北区は校舎の建て替えを検討していて、夏休みの前までは3年生以上が近くの小中学校に分散登校する予定です。
また、夏休み明けからは全校児童が3キロ近く離れた場所にある、閉校した小学校の校舎で授業を行う予定だということです。
(7月2日放送『news zero』より)