ディズニーカードがパーク内でゲリラ販売、品薄&高額転売の餌食に「購入層が広い」人気加熱のワケ
7月1日、東京ディズニーリゾート内で事前告知なく販売された『ディズニー・ロルカナ・トレーディングカードゲーム』が、フリマサイトで高額取引され話題となっている。
ディズニーのカードが20万円以上に
メーカー希望小売価格は1ボックス(16パック入り)5280円(税込)だが、フリマサイトでは約1万4000円で取引されるケースや、15ボックスが約21万円で取引されたものも確認できた。定価の約3倍という価格にもかかわらず、購入希望者は後を絶たないようだ。
今回パークで販売されたのは、日本語版第12弾となる「WILDS UNKNOWN(未知なる彼方へ!)」。5月8日に玩具店や家電量販店、カードショップ、オンラインショップなどで発売された商品だが、東京ディズニーリゾートでの販売は事前に告知されておらず、SNSで情報が拡散すると売り場には購入希望者が集まり、品薄状態となった。
SNSでは、
《翌日に行ったけど、すでに売り切れだった》
《転売が多くなるから、売るときにクイズを出すようにしてほしい》
《夢の国すぎる、今すぐ向かおう》
といった声も寄せられている。
そもそも「ロルカナ」とはどんなカードゲームなのか。
ロルカナは、2023年に海外で誕生したディズニー初の本格トレーディングカードゲーム。日本では2025年1月に発売され、ミッキーマウスやディズニープリンセスをはじめとする人気キャラクターたちが描かれたカードで対戦やコレクションを楽しめる作品として人気を集めている。
トレーディングカードゲーム事情に詳しいホビー誌編集者は、その人気についてこう分析する。
「ロルカナは、カードゲームファンだけでなく、ディズニーファンやイラストコレクターも購入する点が大きな特徴です。ゲームとして遊ばなくても『好きな作品のカードだから欲しい』という需要があり、一般的なTCGより購入層が広いんです」
今回発売された「未知なる彼方へ!」では、『トイ・ストーリー』や『Mr.インクレディブル』などピクサー作品のキャラクターがロルカナに初登場。さらに、これまでプロモーションパックで先行収録されていた新レアリティ「エピック」と「アイコニック」が通常ブースターパックにも収録されることから、コレクターからの注目も集めている。
高額取引が相次ぐ背景について、前出の編集者はこう続ける。
「未開封ボックスにも価値があるのがトレーディングカードゲームの特徴です。希少カードが封入されている可能性があるため、開封せず保管したいコレクターも多い。そこへディズニーという世界的ブランドの人気が加わり、需要が一気に膨らんでいます」
実際、ロルカナは海外で2023年に発売された際も想定を上回る人気となり、品薄や購入制限が相次いだ。日本でも新弾が発売されるたびに注目を集めており、「未知なる彼方へ!」も発売から約2か月が経った現在も、未開封ボックスは定価を大きく上回る価格で流通している。
東京ディズニーリゾートでの“ゲリラ販売”をきっかけに再び注目を集めたロルカナ。カードゲームファンだけでなく、ディズニーファンやコレクターまで巻き込んだ人気は、しばらく続きそうだ。
