ドイツ北部銃撃で6人死亡 男を拘束、親権争いか

【ベルリン共同】ドイツ北部ハンブルク近郊のシュターデにある青少年支援施設で29日、銃撃事件があり、施設の職員ら6人が死亡、複数の負傷者が出た。ドイツのメディアが伝えた。警察は現場から逃げようとした容疑者の男を拘束した。
警察は記者会見で、容疑者は北部ハノーバー近郊に住む45歳の男と明らかにした。ドイツ生まれでトルコ系という。生後3カ月の娘の親権争いが動機だった可能性が高いとみて捜査している。過激主義や政治的な背景はないとの見方を示した。
男は29日、親権を巡る面談のため施設を訪れ、職員らに発砲した。施設内には若い母親がケアを受けながら子どもと生活する場所があり、娘と母親が暮らしている。
北ドイツ放送などによると、娘は事件前、当局に家族から引き離された。その後、母親の元に戻されることになったが、男の問題行動を理由に同施設に送られた。
シュターデは、ドイツ第2の都市ハンブルクの西約40キロに位置し人口約5万人。現場周辺には保育所や小学校もあり、多数の警察車両や救急車が到着して騒然となった。
