「まっすぐに力がなくなっている」巨人に新たに加わる剛腕への“課題と期待”を球界OBが言及 「腕を振ることをちょっと忘れているというか」「そこらへんがちょっと心配」

小笠原は2年ぶりの日本球界復帰となる(C)Getty Images
交流戦を快調に飛ばす巨人に新たな戦力が加わりそうだ。
中日からポスティングシステムを利用し、米メジャーに移籍。ナショナルズ傘下2Aハリスバーグの小笠原慎之介が巨人に入団すると6月12日に一斉に報じられた。
【速報】巨人が元中日・小笠原慎之介を獲得!!メジャー挑戦から2年で日本球界復帰「日本時代とは投げてる球が違う」タフネス左腕はNPBに最適合できるのか!?速報でお伝えします!!
小笠原の中日時代はNPB通算46勝をマーク。先発として21年から4季連続規定投球回に達するなどタフネス左腕として知られる。ナショナルズ1年目の昨季は主にリリーフで今期は先発として3Aで3登坂0勝1敗、防御率5.68の成績を残していた。
現在のチームにおいては開幕投手を務めた竹丸和幸、井上温大がともに5勝をマーク。勝負の後半戦に向けて、戻ってくる剛腕とともに左腕王国を築いていくか、注目が高まる。
2年ぶりの日本球界復帰が濃厚となった小笠原に関しては球界内からも考察の声が上がっている。
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は6月12日に自身のYouTubeチャンネルに「【速報】巨人が元中日・小笠原慎之介を獲得!!メジャー挑戦から2年で日本球界復帰『日本時代と投げてる球が違う』タフネス左腕はNPBに再適合できるのか!?速報でお伝えします!!」と題した動画を更新。小笠原の“現在地”に独自の考察を加えている。
小笠原に関して高木氏は「タフネスというか 先発要員であることは間違いないんだけど」と気になる点があるとコメント。
ナショナルズ傘下2Aの「その動画をちょっと見たんだけど、球速は日本にいる頃より遅くなっているイメージがある」と言及。
理由としてはメジャーに渡った投手の一定の特徴として「ボールを動かすことに」集中するようになるとして、代表的な投手に日本ハムからポスティングシステムを利用してメジャーに渡った有原航平も、常に低めにボールを動かしているイメージがあったとした。
短時間のビデオ映像だけでは判断できないとしながらも「腕を振ることをちょっと忘れているというか」「球速が出ていないんだよね そこらへんがちょっと心配で」と続けた。
チェンジアップ、ツーシーム、カット、カーブ、フォークと多彩な変化球を操りながら「まっすぐに力が日本にいるときよりはなくなっているかな」と、あくまで現状と前置きしながらもやや懸念材料になるとした。
ただNPBに戻ってきて日本のバッターに対峙する中で、向かっていく姿勢は戻っていくはずと続けた。今後は日本に帰ってきてからの調整も注目になるとした。
まだ28歳という若さもあり、チームに加われば勝負の夏場を迎えるにあたって大事な戦力になっていく可能性もあると指摘。タフネス左腕が新たなピッチングをどう組み立てていくのかも期待が高まるとした。
交流戦は快進撃を続け現在貯金「7」とするチームにとっても、先発ローテーションの層を厚くする新たなピースは歓迎だろう。今後も注目の存在となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
