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 藤本タツキ氏の人気漫画を是枝裕和監督が実写映画化する「ルックバック」(9月11日公開)のダブル主演を、女優の出口夏希(24)と蒔田彩珠(23)が務めることが決まった。

 4コマ漫画が得意で、漫画執筆にのめり込んでいくクラスの人気者・藤野を出口、その4コマ漫画の大ファンの同級生・京本を蒔田が演じる。出口は「一人の撮影の時も、(蒔田)彩珠を思いながら頭の中でずっと一緒にいた。藤野と京本の関係性で撮影に臨めたと思います」と手応えを口にした。

 「ルックバック」は2024年6月にアニメ映画化されると、興行収入20億円を超える大ヒット。海外でも33の国と地域で上映されるなど、国内外で高い評価を受けた。昨年12月に是枝監督による実写映画化が発表されると大きな反響を呼び、2人の主人公の配役が注目されていた。

 出口と蒔田の共演は、是枝監督が手がけた23年のネットフリックスシリーズ「舞妓さんちのまかないさん」以来。是枝監督は出口について「初めての出会いから4年ほど経ちましたが、成長に驚きました」とコメント。昨年は映画『か「」く「」し「」ご「」と「』、「万事快調<オール・グリーンズ>」に主演し、放送中のフジテレビ月9ドラマ「サバ缶、宇宙へ行く」のにも出演。着実に階段を上っている出口に是枝監督は「さまざまな現場を経験して自信をつけてきたのだと思いますが、さらに振り幅の大きい感情を表現できるようになっていて、ここぞというシーンで見せる表情は圧巻でした」と称賛のコメント。出口も「こんなに多くの方から愛される作品へ出演させていただくことに不安もありましたが、藤野役に選んでいただいたことがとてもうれしくて、藤野がどんな子なのかどんな思いなのか日々漫画練習もしながら積み重ねていきました」と真摯に役と向き合った。

 一方の蒔田も、映画「ハピネス」「消滅世界」で主演、TBS日曜劇場「リブート」でも存在感を放った注目の女優だ。是枝監督は「原作漫画を読んだ後に、蒔田さんとお会いする機会があり、“もしこの作品を撮れるときがきたら、京本を頼むよ”という話をしました」と明かす。蒔田は「出演が決まった時は、やっと実現するんだという高揚感と、原作がたくさんの人に愛されているからこそのプレッシャーがありましたが、是枝組の温かい雰囲気と、夏希ちゃんの、現場をパッと明るくしてくれる天真爛漫さで、そんな不安はすぐになくなりました」とコメントした。

 また、2人の幼少期は是枝監督がオーディションで出会ってすぐに「この2人しかいない」と確信したという、七瀬ふうり(12、藤野役)と岡田六花(12、京本役)の同級生コンビが務める。