YouTubeチャンネル「街角給与明細」が、「アニメ制作の人にインタビュー」を公開した。動画では、34歳のアニメ制作プロデューサーが登場し、アニメ業界のリアルな給与事情や労働環境、作品作りへの思いを率直に語っている。

現在、アニメの制作プロデューサーとして働く男性。給与について尋ねられると「秘密です」と交わしつつも、業界の構造について言及した。「漫画家さんってヒットしたら100億、200億って印税が入ってくるわけじゃないですか。アニメの人たちって皆サラリーマンなんで、行っても数千万の世界なんですよ」と実情を明かし、「夢があるような業界の構造になるといいな」と、作り手への正当な還元を望む思いを口にした。

また、自身が手掛けた作品をあまり公にしたくない理由として、「見ず知らずのおじさんの顔が、アニメ見てる時に思い浮かんでほしくない」と笑顔を見せ、「純粋に楽しんでほしい」と、視聴者の没入感を第一に考える裏方ならではの矜持をのぞかせた。

日本のCGアニメ事情に関する話題では、「ネットフリックスでやっているような2Dのアニメなんかはおかげさまで日本がトップランナーかなと思います」と分析する。自身のインプット方法についても、昔はテレビアニメをよく見ていたが、最近は実写映画や国宝などに触れていると語り、「これは確かに売れるわ」と悔しさを感じることもあるという。

仕事で嬉しい瞬間については「ベタですけど、エゴサしてる時とか褒められてると嬉しいです。叩かれてるとイラッとしますね」と本音を吐露。視聴者の考察についても「当たっているものもあれば、全然違うものもある」と語る。大変な時は「ほぼほぼ全て」と即答し、インタビューを受けた18時20分時点から「てっぺん(深夜0時)ぐらいまで」働く予定だと明かした。華やかなアニメ作品の裏で、過酷なスケジュールをこなしながらも、作品への情熱を持って向き合うプロデューサーのリアルな姿が垣間見えるインタビューとなっている。

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