「SDカード」でガソリン代がお得になる!?(画像はイメージ、YsPhoto/PIXTA)

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800円の手数料は元が取れる? 利用者の口コミと注意点を紹介

 近年は食料品をはじめ日用品、ガソリンなどあらゆる品目の物価高騰が続いており、外食を控えたり、購入する商品をより安いものに変えたりする動きが広まっています。

 さらに、買い物の際にクレジットカードやQRコード決済などを使って効率的にポイントを貯めて活用する「ポイ活」のほか、お店が発行するクーポンを駆使してお得に買い物をする人なども増加しています。

【画像】これが無事故・無違反でもらえる「SDカード」です! 画像を見る

 このような動きがある中で注目されているのが、運転経歴や交通事故の証明などの事業をおこなう自動車安全運転センターが発行する「SDカード」です。なお、SDとはSafe・Driver(安全運転者)をあらわしています。

 このSDカードは、自動車安全運転センターに「無事故・無違反証明書」または「運転記録証明書」を申し込んだ人のうち、1年以上事故や交通違反の記録がない人に対し、証明書とともに交付されるカードです。

 つまり簡単に言うと、SDカードは無事故・無違反を証明するカードといえます。上記の証明書はタクシーやトラックの運転手といった運転を仕事とする会社に就職するときのほか、企業における優良運転者の表彰などに利用されており、その際にSDカードを取得する人が多いようです。

 また、自動車安全運転センターは警察署や運転免許センター内などにあるため、免許更新に合わせて手続きをして、SDカードの交付を受ける人もみられます。

 SDカードを「SDカード優遇店」で提示すると、そのお店で代金の割引や各種サービスなどを受けられます。

 無事故・無違反証明書または運転記録証明書の申請には、1通につき800円(消費税非課税)の交付手数料がかかるものの、SDカードの提示によってお店で800円以上の割引やサービスを受けられれば、元が取れるといえるでしょう。

 ちなみにSDカード優遇店の業種は非常に幅広く、次のようなものがあります。

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●道の駅・サービスエリア等
●ガソリンスタンド
●レンタカー・運転代行
●自動車・バイク
●引越・運送
ショッピング
●旅行・宿泊
●レジャー・観光
●飲食店
●理容・美容・化粧品
資格・学習・スクール
●育児・介護
●金融機関
●不動産賃貸
●住宅・住宅設備
●冠婚葬祭 
など
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 たとえばSDカード優遇店のガソリンスタンドでは、ガソリンや軽油代のほか洗車代、オイル点検代などの割引、飲食店においては飲食代金の割引や、飲み物・デザートの1品無料といったサービスを受けられるケースがあります。

 また上記の「旅行・宿泊」に関して、1グループまるごと宿泊料金の割引を受けられるサービスがあったり、「住宅・住宅設備」については住宅の新築工事やシロアリ予防などの工事代金の割引といった優遇を受けられたりすることもあります。

 SNS上においては、SDカードを実際に利用した人から「スーパー銭湯割引にラーメン屋での大盛り無料やチャーシューサービスなど使いまくっております」「先日スーツを購入しに行きました。SDカードで5%割引でした」「免許更新の時に発行したSDカード、眼鏡新調して割引時に使えたからもう得した」などの体験談が寄せられています。

 その一方で、「SDカードを使える場所が少ない」「自分の家の近くに使えるお店がなかった」などの声もあがっています。

 実際のところ、SDカード優遇店の数は地域や業種によって偏りがあり、ガソリンスタンドが充実している地域もあれば、ショッピングに関連したお店が多い地域があるなど様々です。

 SDカードの取得を検討する場合は、自分の居住エリアや活動範囲内に使用できるお店があるかどうか、自動車安全運転センターのウェブサイト「SDカード優遇店検索」を使って事前に調べた方が良いでしょう。

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 現在はSDカードのスマートフォンアプリがリリースされており、アプリのSDカード画面をお店で提示して利用できます。

 SDカードの持ち歩きや紛失防止の面から、以前より使いやすくなったといえるでしょう。