天安門事件36年 台北で集会 雨の中3千人以上が追悼/台湾
集会は午後7時に開始。会場となった中正記念堂前の「民主大道」では、キャンドルライトをともして事件発生日を表す「8964」がかたどられた。犠牲者の追悼のために制作され、設置されていた香港大学から21年に撤去された「国恥の柱」のレプリカも展示された。
台湾で対中政策を担う大陸委員会の沈有忠(ちんゆうちゅう)副主任委員も出席した。中国共産党について、権力と安定のために学生たちを戦車でひきつぶしたり、機銃掃射したりするのもいとわないと糾弾。こうした政権に対してはいかなる幻想も抱くべきではなく、「妥協によって平和を得られる」との希望的観測をしてはいけないと強調した。
また、近隣の二二八和平公園では、在台香港人による追悼集会が開かれた。
▽大陸委に爆破予告メール
大陸委員会によれば、同日午前、同委に爆破を予告するメールが届いた。同委が入居する台北市内のビルに爆薬を仕込み、天安門事件に関連する活動を開催した場合には爆破させるとの内容だった。
ビル内の調査で爆薬などは見つからなかったという。台北市警が捜査を進めている。また民主大道での集会では警察官20人が警戒に当たった。
(呉柏緯、黄麗芸/編集:田中宏樹)
