Rソックスの吉田正尚外野手(31)が29日(日本時間30日)、今オフに右肩の手術を検討していることを明かした。10月1日(同2日)に精密検査を受ける予定だ。

 吉田は本拠での最終戦を出番なく終えた。108試合で打率2割8分、10本塁打56打点で、いずれもメジャー1年目の昨季を下回った。「期待していたような終わり方ではない。物足りなさを感じる」と振り返った。

 昨季途中から右肩に痛みを抱え、スイングする際にも影響があったという。「肩がずっとよくなかった。オリックスでも(違和感が)何度かあって注射などでしのいで、うまくできていたが、試合数も多く休みもなくて、難しかった。メジャーのレベルでのスローイングは厳しいという判断だった。チームから打撃で貢献してほしいと言ってもらえたので何とか踏ん張れた」と明かした。

 今オフ、手術を受ける可能性について聞かれ「あり得る」と説明。手術を受ける場合は米国になる見通し。チームは3年間プレーオフに進めておらず「結果を出すしかない。やれることはやって後悔しないように」。不安を解消してメジャー3年目に臨む。