三菱の名門コンパクト『ミラージュ』生産終了を発表…復活の新型『コルト』が後継に?
三菱が現行ミラージュの生産終了をサイト上でアナウンス
三菱は、コンパクトカーとして2012年8月31日より販売している6代目『ミラージュ』について、三菱の公式ホームページにて生産終了をアナウンスしました。
グローバルモデルとしてデビューした6代目ミラージュは、三菱のタイ法人で日本仕様車を含めた全台数を生産。今回生産終了が明らかとなったのは、日本仕様車となります。
「ミラージュカップ」の開催など約44年の歴史を持つ名門コンパクト
三菱がミラージュの車名を持つ車を発売したのは今から約44年前の1978年3月。2000年5月に一度ミラージュの車名での販売を終えるまで4度のフルモデルチェンジが行われています。
1985年からはミラージュによるワンメイクレース「ミラージュカップ」を三菱が主催し、モータースポーツシーンで存在感を発揮。レーシングドライバーの登竜門として人気を博しました。
2000年5月に一度ミラージュの車名はラインアップから消滅しますが、現行型となる6代目ミラージュが2012年8月31日にその車名が復活。2022年は6代目ミラージュのデビュー10周年の年でした。
三菱のラインアップからコンパクトカー消滅
ミラージュの販売終了によって、三菱のラインアップは『アウトランダーPHEV』などのSUV、『デリカD:2』などのトールワゴン、ミニバンの『デリカD:5』の3タイプとなります。
また、ミラージュは三菱が現在ラインアップしているモデルの中でもっとも全高が低く、1,505mmで機械式駐車場を利用可能な目安となる全高1,550mm以下をクリアしているモデルです。
次に全高が低いモデルは全高1,615mmの『RVR』となるため、ミラージュは全高1,550mm以下をクリアしている唯一のモデルでした。
ミラージュの後釜を担うモデルが登場しない場合、駐車場に制限があるユーザーは三菱の車を選べなくなるおそれがあります。
欧州で2023年秋発売予定の新型『コルト』が後継に?
ところで、三菱は2023年秋にヨーロッパで新型『コルト』を発売する予定であることを、2022年4月5日に発表しました。
この新型コルトについて三菱は、ハイブリッドを含む先進技術と最新世代のパワートレインを搭載したBセグメントの5ドア車と説明しているほか、トルコにあるルノーの工場で生産すると説明。
新型コルトとして公開されたティザー画像ではルノー クリオ(日本名:ルーテシア)の兄弟車としてデビューすることが予想できます。
日本への投入については言及されていませんが、全高1,550mm以下のコンパクトカーであるミラージュが抜けた穴を埋める後継モデルとして日本にもこの新型コルトを発売することを期待するユーザーは少なくないようです。
