【前園真聖コラム】第413回「ワールドカップのメンバーに入っていきそうな国内組は」
最初は何と言っても相馬勇気でしょう。3試合を通じてインパクトを与えたと思います。どの相手にもドリブルが通用するところを見せましたし、セットプレーで1ゴール1アシストしています。大会得点王でMVPにふさわしい活躍をしました。
藤田譲瑠チマは視野の広さとボールコントロールの巧みさをアピールしたと思います。柔らかなボールを供給した韓国戦のアシストは、パスのセンスが抜群なのも証明してくれたと思います。また、韓国戦の後半は前半に比べてグッと前にボールを付けたり飛び出していくプレーが増えたので、さらによさが発揮されていました。
では誰が今回の選手の中でワールドカップに行けそうか。
ワールドカップアジア最終予選にも出ていた谷口彰悟と山根視来以外で言うと、相馬ぐらいではないでしょうか。ただし、相馬が狙っている中盤のポジションは一番競争が激しい場所。食い込んでいくのは相当大変だと思います。ですが、今回の活躍を見ると選ばれてもおかしくない存在でしょう。
もちろん、今年はワールドカップ直前までリーグ戦があるため、ケガなどで選考が大きく変わる可能性があります。選手のみんなにはぜひ今後も活躍して、アピールしていってほしいと思います。
(撮影:スエイシナオヨシ/PICSPORT)
関連情報(BiZ PAGE+)

1973年生まれ。横浜フリューゲルス、ヴェルディの他、ブラジルなどでプレー。アトランタ五輪では、主将として28年ぶりに五輪出場を決めた。2005年引退後は解説の他、少年サッカー普及に従事。2009年、ビーチサッカー日本代表としてW杯に出場。ベスト8に貢献した。