肉や穀物を植物性原料で置き換え 市場成長にらみ本格展開 全国のイオングループ店舗で

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健康志向の高まり、食習慣の変化により植物性原料を使用した食品への注目が高まる中、イオンは植物置き換え食品「トッブバリュ Vegetive(ベジティブ)」シリーズを、全国のイオン、イオンスタイル、イオンスーパーマーケット、マックスバリュ等2千店で6日から本格展開している。

「Vegetive」は「野菜(VEGETABLE)を前向き、積極的(POSITIVE/ACTIVE)に食事に取り入れてほしい」という思いを込めた造語。「お客さまに植物由来の食生活を積極的に取り入れるという提案をしていく」(和田浩二イオントップバリュ取締役マーケティング本部長)という狙い。「植物性たんぱく質」を中心に、肉・魚は大豆などの豆類、牛乳はアーモンド、ココナッツ、大豆など、穀物(白米、小麦由来の原料)は、カリフラワー、ブロッコリーなどさまざまな植物性原料に置き換えた。

いずれも健康や環境に配慮し「毎日の食事の中で植物由来の食品を積極的に取り入れたい」という顧客の声に応え開発したもの。20〜30代を中心とする環境への貢献ニーズターゲット層、ボディメイク目的で栄養価を重視する20〜30代、生活習慣病対策でヘルシー重視の50代を中心とする健康意識を軸にしたターゲット層を中心に訴求していく。

同社では、一部商品(6SKU)を先行発売しているが、「お客さまから好意的な反応をいただいている。われわれが想定していた以上に、お客さまは植物性由来の置き換え食品に興味、関心を持ち、購買していただいているものと理解している」(同)という反応を受け3SKUを追加。PBトップバリュの新シリーズとして本格展開する。

商品ラインアップは、先行発売している「大豆からつくったハンバーグ」(3品)、「豆乳とココナッツオイルからつくったまろやかシュレッド」「大豆イソフラボン含有 豆乳ヨーグルト プレーン」「豆乳からつくったプリン」と、6日から新発売した「ひよこ豆と玄米を使ったスパゲッティタイプ」(240g、税別298円)、「豆乳からつくったクリームソース」「大豆からつくったボロネーゼ」(各80g、税別128円)。

今後、順次、商品やカテゴリーを拡充していく方針だが、「植物性原料に置き換えれば良いという話ではない。食感、味わいの実現が重要。(既存品から)スイッチしていただけるよう価格も抑える」(同)考え。大陳・大量販売型の商品ではないため、現時点では各商品カテゴリーの売場で展開し、「たまには、こちらを買ってみようか」(同)を狙う。

植物置き換え商品の世界市場は08年には約2兆円だったが、18年には4兆円強と倍増。23年には5兆8千億円強まで成長するものと予想されている。

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