久保建英の出場時間に皮肉

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 マジョルカの地元メディアが、今回のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選で日本代表MF久保建英の出場時間が短かったことに対して、「久保は2万キロで出場4分間」と皮肉っている。

 今月のアジア2次予選に招集された久保は、10日のモンゴル戦(埼玉)、15日のタジキスタン戦(ドゥシャンベ)と2試合連続でベンチスタート。モンゴル戦は出番はなかったが、タジキスタン戦は後半42分から途中出場し、好パフォーマンスを披露した。

 だが、地元メディア『Ultima Hora』は「久保は日本代表の試合をドゥシャンベのパミール・スタジアムで終えた。そこでわずか4分間プレーするために、彼は2万キロ以上を旅しなければいけなかった」と、今回の招集に疑問を呈した。

 18位につけているマジョルカは、19日にレアル・マドリーをホームに迎える。同メディアは「久保はレアル戦への準備の時間はほとんどない」としつつ、「この日本人はレアルから期限付き移籍で加入したが、(レンタル元の試合に出場できないという)恐怖条項はないため、ジネディーヌ・ジダン監督のチームと対戦する可能性がある」と、古巣戦の出場を期待している。

 なお、試合は日本時間20日の午前3時キックオフを予定している。