ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役が20日、フロジノーネ戦の勝利を受けて、次のように述べている。

「カルピ戦とヴェローナ戦で勝ち点を落としたことへの悔いはある。それがなければ、我々はローマと並んでいたからね。だが、来年に向けてさらに希望となったよ。この結果は到着点ではなく、出発点だ」

「確かに、(カルピ戦とヴェローナ戦で)勝っていれば、我々はもっと高いところにいられた。だが、ここ2試合のアウェーゲームはとても大事だったんだ。全員にとってひどいことになる恐れもあった。だが、この2試合は気分を変えてくれたよ。シーズンのことも変えてくれたと願う」

ガッリアーニ代表取締役は、シニシャ・ミハイロビッチ監督と話し合った舞台裏を明かしている。

「ハーフタイムにシニシャと話した。彼はこのまま続ければ勝てると言っていたよ。かなり落ち着いていた。うまくいったね。今夜は中盤の4選手が気に入った。本田(圭佑)は素晴らしい仕事をしたと思う。彼はとても優れた選手だ。去年はうまくやった。今年はそこまでではないが、本田問題など存在しないよ。重要な選手だ。彼が移籍を求めたことはない。今日はとてもうまくやった」

マーケットについて、ガッリアーニ代表取締役は約束をしていない。

「(ケヴィン=プリンス・)ボアテングが我々の最初の補強となる。スソはジェノアに行くだろう。12月28日からすでにジェノアで練習できる。合意したところだ。ビッグネームが去らない限り、ビッグネームが来ることはない。ただ、我々が(ジェレミー・)メネスと(マリオ・)バロテッリを取り戻すことを忘れてはいけないよ」