米国のゴールデンタイム(夜8時から10時)のインターネット・トラフィックのうち、実に42.7%が映画のダウンロードなどのリアルタイム・エンターテイメントであることがこのほどサンドヴァインの調査で分かりました。

またネットを通じた映画のダウンロードでナンバー・ワンの市場占有率を持っているのはネットフリックス(占有率20%)であると発表されました。

今回の調査で驚くのはアメリカ人のネットの使い方が僅か1年で劇的に変化している点です。

下のグラフに見られるようにリアルタイム・エンターテイメント(赤の部分=映画、スポーツ中継など)が2009年の29.5%から42.7%に急増しています。
sandvine

なお水色のリアルタイム・コミュニケーション(3.1%)というのはSkypeなどのビデオ通話を指します。
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