「台湾有事の懸念と日本の今後」について語る小野寺五典氏(撮影:尾形文繁)2022年2月のロシアのウクライナ侵攻開始から1年8カ月が過ぎた。戦争は今も出口が見えず、「泥沼化」が続く。2023年9月13日、北朝鮮の金正恩総書記がロシア極東部の宇宙基地でロシアのウラジーミル・プーチン大統領と首脳会談を行い、軍事協力に乗り出すことで合意した。一方、ロシアと並ぶもう一つの核保有大国の中国では、2022年10月に3期目続投を決め