大分市のマンション階段で2014年、管理人(当時62)が知的障害のある男性(同42)に突き飛ばされ死亡する事件があった。遺族は、男性の両親に約5400万円を求めて提訴。しかし、大分地裁は今年8月22日、両親の監督義務違反を認めず、請求を棄却した。この事件で、男性は傷害致死容疑で書類送検されているが不起訴となっている。すでに亡くなっているそうだ。●事案の持つ複雑な課題知的障害の重さによっては本人の責任を問えないこ