練習場で飼育をしていたニホンザルのコラを虐待したとして、兵庫県警須磨署は、プロレス団体「ドラゴンゲート」の現役選手3名と元選手1人の4人を虐待と無許可飼育による動物愛護法違反容疑で神戸区検に書類送検した。

1日には、同団体の公式サイトで、『コラは、約10年前に神戸市内のペットショップで購入されました。購入当時は、日本猿の飼育に関して許可が必要ないとの説明を受けており、そのまま平成21年5月頃まで弊社道場にて飼育をしておりました。その後、購入したペットショップが無くなったこともあり、飼育許可について新しく条例が施行されたことを全く知らずに飼育続けた事柄が、「特定動物の飼養許可に関しての不届け」という今回の書類送検につながりました』といった釈明も掲載された。

だが、こうした団体の釈明に異を唱えているのが、これまでにも同問題について、再三疑問や矛盾を指摘してきた情報サイト『探偵ファイル』だ。

同サイトで、2日に掲載された『ドラゴンゲートの選手書類送検、団体の説明に疑問』と題した記事では、団体側の釈明に対し、「当時は鳥獣保護法の成立以前だが、これは『鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律』の改正によって誕生した法律だ。すなわち、コラを購入したという時点でも、『鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律』の規制対象であり、無許可での飼育は認められていなかった」と指摘をする。

また、団体に追随するかたちで、なんら裏付け取材を行わず団体側の見解を掲載した専門誌『週刊プロレス』についても問題視をしている同サイトは、数ある疑問点について、同誌編集部へ何度も問い合わせを行ったが、「担当の記者は常に不在だった」と綴っている。

人気プロレス団体の動物虐待のみならず、専門誌の杜撰な報道姿勢も明らかになった今回の問題。低迷が叫ばれて久しくもあるプロレス界に、またしても大きな影を落とした。