島田麻央(写真/AFLO)

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 新エースが好スタートを切った──。7月23〜26日にかけて、愛知県でフィギュアスケートの国内大会「みなとアクルス杯」が開催された。今大会の女子シングルで圧巻のシニアデビューを果たしたのが、高校3年生の島田麻央(17才)だ。ショート、フリー共に大技のトリプルアクセルを完璧に決め、堂々の優勝を飾った。

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「島田選手はジュニア時代の4シーズン、一度も負けることなく39戦39勝という前人未到の記録を樹立。世界ジュニア選手権では、あの浅田真央さん(35才)や羽生結弦さん(31才)ですら成し得なかった『4連覇』を達成しています。

 武器はなんといっても完成度の高いトリプルアクセルと4回転トウループ。さらに超高速で回転するビールマンスピンやI字スピンも世界トップレベルです。技術面だけでなく表現力も豊かで、まったく穴のないオールラウンダーといえます。一時代を築いた坂本花織さん(26才)からバトンを受け継ぐ女子シングルの新エースの筆頭ですね」(フィギュア関係者)

 天才少女がスケートに出会ったのは5才の頃。家族でアイスリンクへ遊びに行ったことがきっかけだった。

「『麻央』という名前は、浅田真央さんの大ファンだった島田選手の母が、彼女にあやかってつけたそうです。そんな島田選手の憧れはもちろん浅田さん。年齢が18才離れているため、"直接対決"はありませんでしたが、2025年春にアイスショーで念願の初共演を果たしています」(前出・フィギュア関係者)

 島田が初めて全国大会の舞台を踏んだのは、9才で出場した2018年の全日本ノービス選手権。

「このときの結果は5位。決して悪い順位ではありませんでしたが、島田選手は更なる高みを目指し、2020年春に決断を下します。宮原知子さん(28才)らを育てた濱田美栄コーチに師事するため、実家のある東京から京都に練習拠点を移しました。

 充実した環境で才能を開花させた彼女は、2021年3月に日本女子で初めて公式戦で4回転トウループを成功。そのときの年齢はなんと12才です。翌年にはトリプルアクセルも着氷させ、フィギュアファンの間で"天才中学生"として知られるようになりました」(前出・フィギュア関係者)

 実力はすでに世界トップクラスの島田だが、今年2月のミラノ・コルティナ五輪は国際スケート連盟の年齢制限により、わずか「4か月」の差で出場要件を満たせず、涙をのんだ。

「ミラノ五輪はテレビで観戦し、『4年後は自分もこの舞台に立ちメダル争いをしたい』と決意を新たにしたそうです。氷上では極めてストイックな島田選手ですが、ひとたびリンクを降りれば、遊園地や韓国旅行を楽しむ等身大の高校生。その圧倒的な実力とかわいらしい素顔のギャップも魅力のひとつです」(前出・フィギュア関係者)

 シニアの舞台でも「無敗記録」を伸ばせるか。

※女性セブン2026年8月13日号