「何も変わっていない」鬼越・良ちゃんは謝罪も… 芸人界隈でアンジャッシュ渡部に同情が少ないワケ
裏切られたと思い
『アンジャッシュ』渡部建(53)をSNSで「ゴミ」呼ばわりしたお笑いコンビ『鬼越トマホーク』良ちゃん(40)が7月17日、謝罪コメントを発表した。
良ちゃんはXで暴言に至った経緯について、
〈制作会社側と人力舎側の確認が曖昧なまま、制作会社側が僕に渡部さんの出演を依頼してきたこと、僕も確認を取ったという制作会社の言葉を鵜呑みにしてしまったことだとよくわかりました〉
と釈明。
続けて
〈はじめは嫌われていると思っていた先輩から、僕らのYouTubeに出たいと言われて正直嬉しかったので僕なりに真摯に対応をしていた中、断られた時に勝手に裏切られたと思い、憤りを感じてしまいました〉
とつづった。その上で
〈ただ、どんな行き違いがあったにせよ、感情の勢いに任せてあんな投稿をしていい理由にはなりません。絶対に言ってはいけない言葉だったと、深く反省しています。該当の投稿は削除させていただきます〉
として当該ポストを取り下げた。
発端となったのは7月8日、渡部の単独トークライブを巡り良ちゃんがXで渡部を「ゴミ」などと罵倒したことに始まる。
トークライブの制作を担う元吉本芸人の宮地謙典氏が、宣伝のため鬼越のユーチューブチャンネルに渡部の出演を打診。先輩の頼みに良ちゃんは前向きに応じる一方で、あまりにPR色が濃いと“案件”として扱われ、別途の手続きが必要となることを伝えた。
すると、オファーした側の渡部が
「出演は難しい」
と鬼越側に通達。これにキレた良ちゃんがXで渡部を糾弾した。スポーツ紙芸能担当記者が補足する。
「その後、舞台裏が明かされ、仲介した宮地氏が渡部さんに確認せずユーチューブ共演の話を進めていたことが判明しました。つまり渡部さんは知らなかったわけです」
良ちゃんが謝罪したことで騒動は収束に向かうと思われるが、お笑い界隈では“被害者”渡部を冷静な目で見る向きもある。
ブランディングを優先
良ちゃんは削除された7月8日のポストで次のように書いていた。
〈制作の元先輩を盾にすれば俺は聞いてない知らなかったで済むと思う? 俺も芸人だからやり口はわかるよ〉
〈男と男で『出してよ!』『いいっすよ!』だったら情で対応するけどさ。あんた血通ってないじゃん芸人として〉
良ちゃんはユーチューブ出演を断られたことだけではなく、渡部のポジショントークも気に入らなかったようだ。あるお笑い関係者は本サイトの取材に対し、
「渡部と鬼越が直接やり取りしていれば『知らなかった』ということにはならない。良ちゃん的には間に宮地氏が立っているので、『知らなかった』という理由がまかり通る座組みが作り上げていたことにも不満があったのだろう」
と解説する。
先輩を「ゴミ」扱いした良ちゃんの言動はたしかに行き過ぎ。一方で渡部を知る人物からは
「確かにSNSで非難した良ちゃんが一番悪いけど、揉めてる段階で渡部さんも良ちゃんと直接やり取りして、双方が納得する妥協点を見つける動きはできたはず。そのあたりが、6年前と変わらぬ一種の“薄情さ”が垣間見えちゃったと思う。やっぱり人って変わるのはなかなか難しいね」
という声も聞かれる。
渡部は6年前の“多目的トイレ不倫報道”で人生が一変。お笑いだけでなく、番組MCとしても重宝された輝かしいキャリアは崩壊した。そこからカムバックし、地方局や配信番組の仕事をコツコツと積み上げ、サイドビジネスではスキャンダルを逆手に取った結婚式のお祝いメッセージや著書の出版などで、再び上昇気流に乗った。
前出のお笑い関係者によれば、
「不倫騒動以前の渡部は“全能感”がにじみ出ていた。自身のブランディングを優先し、付き合ってメリットがある人には愛想が良いが、格下の芸人には無関心。一時期、お笑い界では、渡部への嫉妬を含めた憎悪が渦巻いている時があった」
と明かす。
ベテラン芸人の東野幸治(58)は7月10日放送の『東野幸治のホンモノラジオ』(ABCラジオ)で、渡部について
「順調に一歩ずつ階段上がってきたけども、ちょっと2段飛ばし、3段飛ばしして足くじきはったな〜」
と形容。“前時代の渡部”が鬼越とのトラブルでうっすら顔を出したことを皮肉った。
渡部のトークライブのチケットは騒動の影響もあり、すでに完売したという。本人はそのことをラジオで嬉しそうに報告していたが、それを“冷たい目”で見ている渡部を知る芸人たちは、少ない数ではないようだ――。
