【清水 芽々】「妻の万引きグセ」に悩む夫…!近所から白い目で見られ、引っ越しを余儀なくされた「衝撃の事件」
結婚後も両親からお小遣いをもらい続けた妻
「子どもを不幸にする一番確実な方法は、いつでもなんでも手に入れられるようにしてやることである」
これはフランスの思想家、ジャン=ジャック・ルソーの言葉だ。こうして育てられた子どもの不幸は、大人になってからも影を落とすことがある。
茨城県在住の廣澤綾子さん(仮名・52歳)は裕福な家庭で甘やかされて育った。望めば何でも買い与えられてきた彼女は、「欲しいものが我慢できない」性格のまま大人になった。
綾子さんの夫・秀人さん(仮名・51歳)が語る。
「綾子とは大学時代に彼女からアプローチされて付き合い始めました。奨学金をもらい、アルバイトに明け暮れていた私と違って、父親がいくつも会社を経営している綾子は、全身ブランド尽くしで高級車を乗り回す、いかにもなお嬢さま。恥ずかしながら、デート代はもちろん、家賃や光熱費を彼女に肩代わりしてもらうこともあり、私はヒモのような存在でした」
秀人さんが25歳、綾子さんが26歳の時に結婚。「社会人になったばかりで経済的に不安だ」という秀人さんを、「経済的なことは私の実家が援助してくれるから問題ない」と押し切っての結婚だったという。
「結婚生活は綾子の両親が所有していたマンションでスタートしました。綾子は本人の希望で専業主婦になりましたが、財布の中身を数えたことがない彼女にとって、サラリーマンの給料でやりくりをするのは到底無理な話で、生活費が足りない時はもちろん、自分の小遣いなども実家からもらっていました」(秀人さん。以下「」内は同)
ヒマさえあればデパートやショッピングモールへ出かけて欲しいものを買い漁り、高級レストランで食事をするのが恒例になっていた綾子さん。もちろん資金の出所は実家である。
「結婚したんだから、もう実家に援助してもらうのは止めて、経済的に自立しよう」
秀人さんが何度そう諭しても、
「結婚しても親子であることは変わらないんだから、子どもが親に小遣いをもらって何が悪いの?」
と綾子さんは主張し、聞き入れなかったという。
「それでも説得を続けると、『アナタの給料じゃ足りないからしょうがないじゃない!』と怒るんです。私から義両親に、綾子に小遣いを渡さないようにお願いしたこともありますが、綾子はお金を貰うまでゴネ続けるそうで、結局義両親は根負けしてしまうということでした」
浪費グセが治らず、万引きをするように
秀人さん32歳、綾子さん33歳で第一子が誕生すると、綾子さんは「初孫のため」という口実で実家からお金を引っ張り続け、秀人さんに対しては「私ではなく子どものため」という理由をつけて、浪費を続けた。
2年後に第二子が誕生。綾子さんは「自分の自由になる時間が欲しい」という理由で、子どもたちを保育園に入れた。
「綾子は父親が経営する会社に籍だけ置いていました。義両親も給料という名目で毎月まとまったお金を綾子に渡していました」
「価値観の違い」に疲れ果てた秀人さんは、いつしか綾子さんのやることに口を挟まなくなった。
結婚して10年目、綾子さんの父親が高齢を理由にすべての会社の経営権を親族に譲り渡した。その後、綾子さんへの経済的援助は打ち切られることになった。
「義両親は今まで綾子に渡したこづかいの何割かは貯金していると思っていたようで、すべて浪費したと知って呆れていました。義両親の老後資金までたかろうとする綾子に嫌気が差したように見えました」
だが、資金援助がなくなったからといって、綾子さんの浪費グセが治るワケではない。変わらずに湧き上がる物欲が抑えられなくなった綾子さんは、とうとう実力行使に出る。
「それが万引きでした。綾子は近所にある輸入食品のお店で、『どうしても食べたかった』という理由から、高級パスタソースを盗みました。お店にバレなかったことに味をしめた綾子は、その後も万引きを繰り返すようになったのです」
引っ越しを余儀なくされた一家
万引きするのは、食材や化粧品、日用品などで、それらの価格帯がよくわからない秀人さんは、綾子さんの「買って来た」という言葉を鵜呑みにして、盗品だということにしばらく気づかなかったそうだ。
「初めて万引きで捕まったのは洋品店でした。着ていたコートの中にハンドバッグを隠して持ち帰ろうとしたところを見つかったんです」
このお店は学校用品などを扱っている地域密着店。顔見知りだった店員も警察に突き出すのは忍びないと思ったのか、綾子さんは厳重注意で済んだという。
「しかし、綾子が万引きしたことは地域で知れ渡り、子どもが学校でイジメられるようになりました」
これに綾子さんが逆ギレし、洋品店に怒鳴り込んだことで事態はさらに悪化。近隣住民から白い目を向けられるようになったことで一家は引っ越すことになった。
「事情を知った義両親がマンションを売却してくれ、そのお金で引っ越しをしました」
心機一転、転居先は知り合いのいない場所を選んだ。近くにはデパートもショッピングモールもなかったが、物欲が止まらない綾子さんはネットショッピングにハマる。
「綾子は僕に内緒でクレジットカードを作り、それを使っていました」
だが、綾子さんの銀行口座にお金はない。そこで綾子さんは驚きの行動に出るようになる。
後編記事『ママ友の家から盗んだことも…!結婚から20年以上「妻の盗癖」に苦しみ続ける夫、それでも離婚を選択しない「意外な理由」』に続く。
【つづきを読む】ママ友の家から盗んだことも…!結婚から20年以上「妻の盗癖」に苦しみ続ける夫、それでも離婚を選択しない「意外な理由」
