【高校野球】帝京のスーパー2年生を米大リーグ・メッツが視察 中学時代に砲丸投げ青森1位!驚異の身体能力…目代龍之介
◆第108回全国高校野球選手権東東京大会▽3回戦 帝京11―1大東大一=6回コールド=(15日・神宮)
高校通算20本塁打を誇る帝京(東東京)の目代龍之介外野手(2年)に、早くも米大リーグから熱視線が注がれていることが分かった。走攻守に高い能力を持つ逸材は今夏、東東京大会の初戦(3回戦)となった大東大第一戦に「3番・右翼」で先発出場。視察したメッツのスカウトの眼前で4回に2点三塁打を放つなど躍動した。
豪快なスイングに、大きなストライド―。躍動感あふれる帝京・目代のプレーに球場中の視線が集中した。5点リードの4回1死二、三塁、快音を残した打球は左翼線で弾み、あっという間にフェンスへ到達。中継ミスはなかったが、迷うことなく二塁を蹴って三塁を陥れた。リードを広げる2点三塁打で度肝を抜いたが「予想通りの球が来て、ちょっと力んでドライブ気味になってしまった」と悔しがった。
昨年からスーパー1年生として注目されている逸材に、メジャーも熱視線を送っていることが明らかになった。この日は米大リーグ・メッツのスカウトが視察。187センチ、96キロの恵まれた肉体を持ち、中学時代は砲丸投げで13メートル72を記録して青森1位になって全国大会に出場。50メートルは6秒0、遠投は中学3年時で110メートル超えという驚異的な身体能力を誇る。関係者によるとすでに3〜4球団が視察に訪れており、来秋ドラフト候補が早い段階で海外からも注目を集めている。
成長を示す夏初戦となった。今春センバツでは2試合に「2番・中堅」で先発したが、2試合とも第1打席で凡退。チームも2回戦で敗れた。今夏に向けて掲げたテーマは「1打席目の内容」。この日は1、2打席目で冷静に四球を選ぶと「練習から神宮や甲子園をイメージしてやってきて、いつも通りのパフォーマンスができた」。金田優哉監督(41)も「すごく大人の打席だった」と評価した。
2季連続の聖地へ、10安打11得点で6回コールド発進。目代は「センバツでは思うような結果が出なかったので、もう一度あの舞台に立って、自分のスイングを見せようという気持ちがある。一戦一戦、大切に戦って夏の甲子園を目指していきたい」と、主軸の自覚を漂わせた。計り知れない潜在能力が輝きを放つたびに、注目度はさらに増していきそうだ。
◆目代 龍之介(めだい・りゅうのすけ)2009年4月23日、青森・八戸市生まれ。17歳。小学1年から野球を始め、中学では陸上部に所属しながら八戸知徳リトルシニアでプレー。帝京では1年夏からベンチ入り。187センチ、96キロ。右投右打。

