【あの×粗品】2人が語る“ケロロ愛”とお互いへの侵略計画!『新劇場版☆ケロロ軍曹 復活して速攻地球滅亡の危機であります!』

福田雄一が脚本・総監督を務めることでも話題を呼んでいる『新劇場版☆ケロロ軍曹復活して速攻地球滅亡の危機であります!』が、絶賛公開中。
オープニング曲「また帰ってきたケロッ!とマーチ」を、「あのちゃんの電電電波♪」(毎週火曜深夜2時)で共演しているano & 粗品(霜降り明星)が担当する。
「テレ東プラス」は、最強の2人の仲良し対談をお届け。『ケロロ軍曹』への熱い思いからお互いに対する本音まで、たっぷり語ってもらった!
「大人にも刺さるセリフがある。面白いだけじゃない感じが、やっぱり好き」(あの)
――おふたりは、子どもの頃から『ケロロ軍曹』が大好きだったそうですね。
あの「まず、キャラクターがめちゃくちゃ個性豊かでかわいいです。“このキャラクターが自分と重なる”と感じる人も多いんじゃないかと。僕はタママの感情をコントロールできないところが似ていて、それを“こんな風にコミカルに書いてくれてありがたい”と昔から思っていました。キャラクターを通じて、居場所がある感じがすごくします。
あと、ギャグがいっぱい入ってるけど、物語の中で家族の愛情が感じられるんですよ。それは大人になってから見ると、より感じます。大人にも刺さるセリフがあるので、そういう面白いだけじゃない感じが、やっぱり好きです」
粗品「子どもの頃は普通に面白いし、キャラクターがかわいいから好きやったんですけど、自分がモノづくりする立場になって改めて“ケロロってどうやって思いついたんやろう”と気になるようになりました。カエルを単純にかわいいキャラクターにするのではなく、このサイズの人型にして地球を侵略させる……。どう思いついたのか、尊敬しますね」
――好きなキャラクターは?
あの「やっぱり、タママには感情移入するかな〜」
粗品「タママも好きですけど、ギロロが一番好きですね。夏美に一途なところ、男として信頼できますし……」
あの「顔、似てる」
粗品「それを言われたくて(笑)。いやなんか、僕とあのちゃんのファンの方が推し活するときに、タママとギロロのぬいぐるみを持っていろいろとやってくれるんですよ。ギロロ、そうっすね……好きですね」

――2人で、新劇場版のオープニング曲「また帰ってきたケロッ!とマーチ」を歌っていますが、お話が来たときの感想は?
あの「大人になってからも聴くし、よく口ずさむ曲なのでめちゃくちゃうれしかったです。逆に、歴代の方々ではなく新しい誰かとなった今回、別の方が歌うことになったら“めっちゃ悔しい”となっていたかも。過去の歌い手さんにリスペクトを持ちながら自分なりの歌唱ができるといいなと思って、レコーディングは楽しくできました」
粗品「まずはあのちゃんに感謝ですし、仲良くしといて良かったなと(笑)。ただ我ながら、令和の今“『ケロッ!とマーチ』誰が歌うねん?”となったとき、男女コンビとしては最適解を叩き出してるんちゃうかなと……(笑)。僭越ながら思いますね」
――令和版ということで、歌詞も変わっています。
粗品「その辺はあのちゃんが考えて……」
あの「案をいっぱい出しました。『寝ているだけで嫌われた』みたいな、粗品と僕っぽいのも出したけど、それは却下されました。僕らすぎたっていう(笑)」
粗品「ポジティブなのが、この曲には合ってるんやろうな」
あの「なのでその歌詞は、主題歌『貸しっぱなしデスティニー』に入っています。
『ケロッ!とマーチ』は元々の歌詞が良すぎるので、良いところは全部残していて、令和っぽいやつを付け足していただいているのと、作詞家のもりちよこさんのご提案で“粗品やあの”っていうワードも恐縮ながら入っていて……。ぜひ、聴いてみてください」

「(あのちゃんは)大人というか……。頑張ってるな、真面目やなっていう印象に変わりました」(粗品)
――突然ですが、作品にちなんで……もしもお互いを侵略するとしたら、どんなアイテムを使いますか?

あの「これしか浮かばなかった(笑)」
粗品「くれるってこと?」
あの「くれると言うか、お金でなびくからお札を見せて、“僕の言うことを聞いたら、お金あげるよ”ってことで」
粗品「くれんねや」
あの「貸します。貸しっぱなしマネーで」
粗品「いや、貸しっぱなしデスティニー(笑)」
あの「その繋がりでずっとマインドコントロールできる気がするから、やっぱ一番はお金かなって」
粗品「そりゃそうやろ。マインドコントロールされるよ、お金くれたら」
あの「でも、お金じゃなびかない人も多いよ」
粗品「そうなん? ええ話やないですか〜(笑)。僕は『ネコ』。あのちゃん、知らん人の猫を見に、あきるの市まで行ったことあるんです、昔。『ネコ見に来るか? どうや?』って言ったらほいほいついていくらしいので、ネコでどうにかマインドコントロールしようかな、と思います」
あの「ネコはだいぶ……ネコが全てと思ってるタイプなので」
粗品「『電電電波♪』でも、僕はネコなんで。名前はササキやけど、たしか違う提案したんよね?」
あの「でも、ヤバい名前で却下された(笑)。テレビ局の方に『ササキはあまり聞いたことがないので、ササキがいいと思います!』って言われて……」
粗品「いや、聞いたことあるよな、ササキは。○○トンはないやん! 苦しい言いわけ……(笑)」
あの「苦し紛れの……」
粗品「絶対嫌やから……(笑)」
――「あのちゃんの電電電波♪」も放送4年目に入りましたが、お互いの印象は変化しましたか?
粗品「もうそんなに経ったんかぁ。番組が始まる前からあのちゃんのことを知らんわけではなかったけど、毎週この番組とポッドキャスト『あのと粗品の電電電話』をやっていて、やっぱりあのちゃんはすごいし、頑張ってるなと思いますね。いろんなゲストの方が来ますし、いろんな段取りがあるけど、結構大人というか……。冠番組やから頑張ってるな、真面目やなっていう印象に変わりました」
あの「それは僕も同じですね。人間だから好き嫌いはいろいろあるけど、(粗品が)ちゃんと立場を考えて発言してる姿を見ると、えらいなって思います。
僕、一緒に番組をする前はあまり粗品のことを知らなくて。なんならもっと遡ると、やっぱりテレビのイメージで、勝手に粗品のことを“浮いてるな”と思ってたから」
粗品「誰が(笑)」
あの「バラエティー番組とか見ると、いい意味でも悪い意味でもずっと浮いてて……。それが何なのか、僕はお笑いファンじゃないから分からないし、深く知らなかったけど、一緒に番組をやってると“飛び抜けてる”みたいな……全部が飛び抜けてるから浮いちゃうのが分かった」
粗品「ありがとう」
あの「キレるときも、全部ちゃんと筋が通ってる」
粗品「良かった〜(笑)」
あの「自分の信念に真面目に向き合いすぎてるから起きちゃうことなのかなって。僕もそういうところがあるからシンパシー感じるし、信用できるなってところです」
粗品「あざす!」
――最後に、お互い「うらやましい」と感じる部分を教えてください。
あの「いっぱい賞を獲っているところ。分かりやすいじゃないですか。音楽にも賞はあるけど、お笑いみたいにトーナメントでしっかり1位を獲ってるっていうのは、めちゃくちゃうらやましいです」
粗品「たしかに音楽は、一発勝負みたいなのはないかもな。俺は、あのちゃんの歌声かな。すごくステキやし、いろんな声を出せるところもいいなって。
マキシマム ザ ホルモンとあのちゃんが対バンしたとき、見に行かせていただいたんですよ。ダイスケはんのパートをあのちゃんが歌ったんですけど、高音のデスボイスも低音のデスボイスも様になってたから、ちょっと感動したんですよね」
あの「あのときは本当にすごくいい景色で……今でも覚えてます」
粗品「いつかあのちゃんに歌ってほしい曲とか作ってみたい」
あの「これから、もしかしたらあるかもしれない」
粗品「楽しいね……そんなんありな!」

【あの プロフィール】
9月4日生まれ。「ano」名義でのアーティスト活動に加え、タレント、俳優、モデルなど幅広く活躍。アニメ「チェンソーマン」(テレ東)のエンディングテーマ「ちゅ、多様性。」が大ヒットし、2023年「NHK紅白歌合戦」に初出場。
鈴木福とのW主演ドラマ「惡の華」(テレ東)では、主題歌「愛晩餐」も担当。6月には、主演ドラマ「わたしの相殺日記」(テレ東)も放送。
「あのちゃんの電電電波♪」(テレ東)など、バラエティー番組でも多数活躍中。
公開中の『新劇場版☆ケロロ軍曹 復活して速攻地球滅亡の危機であります!』では、オープニング曲「また帰ってきたケロッ!とマーチ」と主題歌「貸しっぱなしデスティニー」を担当。
【粗品 プロフィール】
1993年1月7日生まれ。大阪府出身。2013年、お笑いコンビ「霜降り明星」を結成。2018年に「M-1グランプリ」、2019年には「R-1ぐらんぷり」を制し、史上初の2冠を達成した。
「新しいカギ」(フジ)、「吉田と粗品と」(読売テレビ)、「霜降り明星のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)など多数出演。「あのちゃんの電電電波♪」(テレ東)では、飼い猫の「ササキ」として声の出演と進行を担当している。
YouTubeチャンネル「粗品Official Channel」で、ユニバーサルミュージック内のレーベル「soshina」を立ち上げ、音楽活動を本格化。
9〜10月にかけて、全国11カ所で「粗品TOUR2026“怪獣こやけ”」を開催。
11月には、愛知、大阪、東京の3都市で「粗品TOUR2026“覚悟の鬼”」を開催する。
『新劇場版☆ケロロ軍曹 復活して速攻地球滅亡の危機であります!』
【STORY】
侵略なんて何のその、怠惰な日々を送るケロロ小隊一行。
そんなある日。渋谷で謎の妖怪たちが大発生!?
さらにそこから全国津々浦々で摩訶不思議な現象が勃発する。
ゆく先々で遭遇する謎の文字、そして暗躍する"天才発明家"の影。
新たな侵略者に危機感を覚えたケロロ小隊が、侵略者のプライドをかけて立ち上がる!
そこに現れるケロン人の兄弟「アルル」と「デルル」はいったい何者なのか――。
『ケロロ軍曹』史上最強の敵に、最大スケールの戦いと驚きが今夏に幕を開ける!
(取材・文/玉置晴子)

