《ボブヘア×ユニフォーム姿で奮闘》大谷翔平MLB300号を支える真美子さん「この環境にいられることに感謝」“世界最高峰アスリートの妻”に降りかかる重圧をはねのける”支える側”に徹した東京五輪での貴重経験
7月8日(日本時間)の試合で日本人初のMLB通算300本塁打を達成したドジャースの大谷翔平。その大谷の快挙を支えてきたのが妻・真美子さんだ。スポーツ紙記者は言う。
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「約1か月前に第二子となる男児が誕生したばかりですが、真美子さんが精神的に大谷選手を支えているといいます。そうした構図から、ふたりは『理想の夫婦』としてアメリカでも注目を集めていますね」
しかし、世界最高峰のアスリートを支える日々には計り知れないプレッシャーがあるという。
「選手の成績が落ちると、『食事管理がなっていないからでは』などといった責任を妻が押しつけられるかたちになり、SNSなどでバッシングされることはよくあります」(同前)
実際、大谷の花巻東の先輩でメジャーでも活躍する菊池雄星(エンゼルス)の妻・菊池瑠美さんはウェブメディア『CHANTO WEB』のインタビューで〈野球に限ったことではないと思いますが、(中略)〜(野球界など)界がつく仕事をされているご主人を支える家族は、裏で支えることが求められる風潮があると思っています〉〈結婚する際もお金目当てじゃないかとか、いろんな声がありました〉と明かしている。
いまや小中高の教科書にも掲載される大谷の妻ともなれば、その公私を支えるプレッシャーは想像を絶する。しかし、真美子さんはそうした重圧を受け止められるだけの経験を積んできた数少ない存在でもあると、前出・スポーツ紙記者は言う。
「真美子さんがもともとプロバスケットボール選手として活躍していたのは有名な話ですが、選手としてだけでなく選手のサポートもこなす"二刀流"だったことはあまり知られていないのではないでしょうか。
真美子さんは早稲田大学を2019年に卒業後、国内トップリーグのWリーグ『富士通レッドウェーブ』に入団し、2023年で現役を引退しています。実はこの現役の期間に、3人制バスケットボール『3×3(スリーエックススリー)』の女子日本代表サポートメンバーとしてチームに帯同した経験があるんです」
真美子さんがサポートしたチームは東京五輪で5位に
サポートメンバーは紅白戦や戦術練習の相手としてプレーし、チーム強化を担うほか、ベンチ入りしたメンバーに怪我などのアクシデントがあった場合は代わってプレーをすることもある。そのため、3×3のベテラン選手や5人制バスケの現役選手がメンバーを務めることが多い。真美子さんがサポートメンバーを務めた期間は、悲願だった東京オリンピック出場を目指す最も重要な時期と重なっていた。
「3×3女子の歴史は浅めです。初めての代表チーム結成は2016年で、同年の世界選手権に派遣されるも、20チーム中19位と苦い結果に終わっています。以降は東京オリンピック出場を目指した戦力強化が進みましたが、そもそも3×3の女子バスケは開催国枠がなかったため、出場枠を得るため、予選から勝ち進まなければならなかったのです。
しかも、予選が行なわれた2021年はコロナ禍真っ只中。さらに開催国はオーストリアということもあり、帯同できるスタッフの人数も抑えなければなりませんでした。限られた人数やコンディションのなか、練習や試合をこなさなければならず、サポートメンバーの存在は普段以上に重要だったのです。ちなみにこの時期の真美子さんの髪型は短めなボブヘア。選手時代は今と同じくらいのロングヘアをポニーテールに束ねてプレーすることが多かったのですが、気合いを入れるためかこの時期はバッサリと髪を切ったようです」(同前)
レギュラーメンバーやサポートメンバーの奮闘もあり、女子日本代表チームは無事に出場権を勝ち取った。真美子さんはチームが東京オリンピックの出場権を獲得した直後、所属チームのHPに掲載されているインタビューで〈精神的なこと、たとえば細かいところまでこだわっていく姿勢や、自分のミスに対する厳しさみたいなところは、すぐに変われることではありませんが、もっともっと意識しなければいけないなと思いました〉と語っている。
「東京オリンピックでの結果は5位と惜しくもメダルには届きませんでしたが、3×3で圧倒的な強さを誇る強豪・アメリカに唯一の黒星をつけることに成功し、爪痕を残したのです。真美子さんは東京オリンピックの代表メンバーには選ばれていませんが、事前のインタビューで『私自身は、選ばれる、選ばれないに関わらず、この環境にいられることに感謝して、ベストを尽くして、頑張っていきたいと思っています』と語っていました。
表舞台に立つことはなくとも、チームを陰から支える役割を最後まで全うした真美子さんは、チームメイトの歴史的奮闘を誇らしく思ったのではないでしょうか」
大谷への献身ぶりは結婚後に身についたものではなく、自身がトップアスリートとして活躍したことに加え、世界の舞台で戦う選手達を献身的に支えた経験から培われたのかもしれない。
