18日に台湾でオープンする資さんうどんの海外1号店=すかいらーくHD提供

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 北九州発祥のうどんチェーン「資(すけ)さんうどん」の海外1号店が18日、台湾・台北にオープンする。

 運営会社「資さん」の崎田晴義社長は読売新聞のインタビューに応じ、今後、台湾で50〜60店の展開が可能との見方を示した。スープを飲み干す消費者が多いため、塩分を抑えるなどの工夫で浸透を図る。(中尾健、橋本龍二)

 親会社のすかいらーくホールディングス(HD)はすでに台湾でしゃぶしゃぶ専門店など91店を運営しており、食材の調達や接客などのノウハウを生かす。11日に取材に応じた崎田氏は「台湾で(すかいらーくHDの)多ブランド化を進めるというのがベースの考え方。資さんは幅広い層に利用してほしい」と述べた。2027年までに8店に増やすメドが立っており、将来的には「50〜60は出せる」との認識を示した。

 1号店は82席で台北の日系百貨店「大葉高島屋」に入り、すかいらーくHDの現地法人が運営する。日本からサバ節や昆布などを輸送する一方、しょうゆやみりんは現地で調達し、店内でだしを仕込む。おなじみのサイドメニュー「ぼた餅」も現地の食材で作るという。イカスミを使った焼きうどんなど台湾限定のメニューも用意する。

 価格帯はまずは日本よりもやや高めに設定する。崎田氏は「『この価格ならまた来たい、また食べたい』と思ってもらえる最適価格を見つけ出す」と今後の変更に含みも持たせた。

 資さんは24年にすかいらーくHD傘下に入って以降、国内では関東進出などで店舗の拡大を図り、今年3月には100店に達した。海外については台湾が軌道に乗ればマレーシアなど、他のアジア諸国への展開も検討する方針だ。

 台湾で資さんうどんを運営するすかいらーくHDの現地法人「台湾すかいらーく」代表の李悌栄氏も読売新聞のインタビューに応じた。主なやり取りは次の通り。

 ――開業直前となった。

 「資さんに関する様々な情報をSNSで発信したところ、インターネットで話題になり、台湾の皆さんがオープンを期待しているのを感じる。受け入れられると確信している」

 ――運営上の懸念は。

 「一般的に採用面での苦労が多い傾向があるが、すかいらーくはこちらでの人材育成を以前から行っている強みがある。順調に進んでいる」

 ――台湾でどんな店にしていきたいか。

 「親切で温かみのある接客で、『外食するなら資さん』と考えてもらえる存在にしたい。日常食の第1ブランドに育てたい」