テレビ信州

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台風6号の接近により、県内は各地で倒木や停電などの被害が相次ぎました。
台風は長野県から遠ざかっていますが、交通にも大きな影響が出ています。

道路脇の斜面に抜け落ちてしまった電信柱。
下伊那郡豊丘村神稲では、倒木の影響で電話線が引っ張られ、電信柱が抜けました。

3日の昼頃に県内に最も接近した台風6号。県によると、台風の影響で目立った人的被害はないものの、県内各地で倒木や停電が発生しました。

中部電力パワーグリッドによりますと、台風が接近した午前11時時点で、松本市や茅野市などの約3600戸で停電が発生しました。

3日午後1時の降り始めからの降水量は、阿智村浪合で107.5ミリ、大町で63ミリ、諏訪で47ミリなどとなりました。

県教育委員会によると、台風の影響で東信や南信地域の計10校が休校になりました。
4日からは通常通りだということです。

台風は、長野県から遠ざかり午後6時に千葉県銚子市の東約180キロにあると推定されています。

長野地方気象台によりますと、4日はくもりや晴れとなりますが、台風6号から変わった温帯低気圧の影響を受けるため、中部と南部では夕方から雨の降る所がある見込みです。

台風6号の接近で交通機関に影響が出ました。
・JR中央東線
特急あずさは始発から上下線18本が運休。普通列車は上下線23本が一部区間で運休となりました。いずれも午後3時ごろに運転を再開しました。

松本市から長野市へ
「台風なので、途中で電車が止まらないかどうか心配ですね」
安曇野市から松本市へ
「電車が遅れていないかというのは、逐一携帯で確認していました」

■JR中央西線
倉本駅と上松駅の間で倒木があり、南木曽駅と上松駅の間で、運転を見合わせていましたが、午後4時40分に運転を再開しました。

■小海線
小淵沢駅と中込駅の間で終日運休となりました。

■アルピコ交通・上高地線
渕東駅と新島々駅の間で倒木がありました。このため、新村駅と新島々駅の間では一時、運転を見合わせ、代行バスが運行されました。

■アルピコ交通・高速バス
県内と新宿、池袋を結ぶ便の一部が運休となりました。

このほか、県内の高速道路や信州まつもと空港を発着する便は、影響はありませんでした。

大和洋介記者
「午前8時です。先月、巨大な岩が裏山から落ちてきた松本市里山辺では、対策用の土のうが積まれています。この時間になって雨脚が強まってきました」

5月7日の深夜に裏山から巨大な岩が崩落し、車庫が壊れるなどの被害があった松本市里山辺。

この地区も台風の影響が心配されました。

県は、応急対策として総延長82メートルにわたって土のうを設置したほか、落石警報センサーでの対応を進めています。

そして市は、通常、レベル4土砂災害危険警報で避難指示となりますが、この地区に住む対象の23世帯に関しては、レベル3土砂災害警報で避難指示を出すと、基準を強化しています。
今回の台風では警報の発表もなく、住民は安心していました。

しかし、山辺地区など市内2120世帯では、4日午前10時45分から停電が発生。入山辺地区地域づくりセンターでは業務に必要なパソコンが使えず、電話もつながりませんでした。

「あっ、(電気)つきました」

復旧したのは、約1時間半後でした。

入山辺地区地域づくりセンター長 野口利江子さん
「住民票を発行するシステム、パソコンも落ちましたので、一人住民票の移動の方がいらっしゃったが、近くの地域づくりセンターへ行って、手続きしてもらうようにお願いした」

停電は、倒木による電線の断線などが原因だということですが、一時、信号機も消えて、警察が発電機で対応しました。