イランが報復攻撃

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アメリカイスラエルイランへの攻撃。決して無関係ではありません。私たちの生活にどんな影響が出るのか。熊本の専門家に聞きました。

アメリカイスラエルの攻撃を受け報復を行ったイランイスラエルネタニヤフ首相は、イランの首都テヘランへの攻撃を強化すると述べ、収束の見通しが立ちません。

1日、記者会見を開いた木原官房長官。緊迫したイラン情勢を受けて熊本に戻る予定を急きょ取りやめました。

■木原官房長官
「事態の早期沈静化に向けて国際社会とも連携し、引き続き必要なあらゆる外交努力を行っていきます」

ジェトロ・日本貿易振興機構によりますと、2日現在、県内の企業から輸出などに関する問い合わせはないといいます。一方KKTが県内の複数の旅行代理店に問いあわせたところ、カタール航空の利用客の乗り継ぎ先に変更が出るなど影響が出ています。県でも、熊本の商工業の関係者への影響があるかどうか、情報収集を続けています。

市場には、原油価格の急騰などを懸念する動きが。私たちの生活への影響は?専門家の見解を解説します。

【スタジオ】
(緒方太郎キャスター)
話を聞いたのは、熊本の経済を分析する地方経済総合研究所の田上一平主任研究員です。私たちへの影響として最も考えられるのは、「ガソリンなどの燃料価格の上昇」だそうです。

エネルギーを輸送する主要なルートでもあるホルムズ海峡では、イラン海軍から「いかなる船舶も通行を禁止する」とアナウンスされています。田上主任研究員は、中東情勢の緊張が長期化すれば原油価格が上昇する可能性があるといいます。熊本は車社会ですから、影響は小さくなさそうですね。

一方で田上さんは「日本国内には約8か月分の石油の備蓄があるので、ガソリンなどの供給が減るリスクは低い」と分析しています。それでも仮にガソリンなどの価格が上がると、家計だけでなく、運送業や農業など幅広い業種に影響する可能性があるとしています。まずは報復合戦が一刻も早く収束することを祈るしかありません。