複数のオファーがあった事実を明かした佐野。(C)Getty Images

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 オランダのNECに所属するMF佐野航大が2月3日、クラブの公式インタビューで、今冬の移籍騒動について語った。現地メディア『VI』が伝えている。

 現地報道によれば、日本代表MFの元には、オランダの超名門アヤックスやプレミアリーグのノッティンガム・フォレストからオファーが届いた。選手は前者への移籍を望み、個人合意をしたと報じられたが、NECが売却を拒否。結局、残留を余儀なくされた。

「複数のオファーをいただき、この10日間は僕にとって難しい日々でした。興味を持ってオファーをくださった全てのクラブに感謝します。僕は自分の立場を説明し、NECも彼らの立場を説明してくれました」

 そう切り出した22歳は「まだ若いので、完全にシャットアウトできるとは言えません」と本音をこぼしつつも、「でも、プロなので、ピッチで結果を出さなければなりません。ピッチ外では、難しいこともありました。クラブと話をして、今は自由を感じています。前に進まなければならないし、良い気分です」と前を向いた。

「NECに来たのは、最終的に次のステップに進むためです。自分のキャリアに非常に集中しており、その次のステップがどれほど重要かは理解しています。この冬に移籍したいと思っていましたが、クラブの状況も理解しています。今は夏に集中しています」
 
 アヤックスへの移籍を望んだ理由として、今夏のワールドカップのメンバー入りをするためだと報じられた。より大きなクラブで結果を残せば、アピールに繋がると考えたのだろう。

「ワールドカップは僕の最大の夢です。だからこそ、今シーズンの重要性を痛感しています。まだ代表に選ばれるチャンスはあります。そのためには、たくさん試合に出て経験を積まなければなりません。夢を叶えたい」

 移籍は叶わなかったが、アヤックスより順位が1つ上の3位と躍進するNECで、このまま活躍すれば、追加招集された昨年9月以来の代表復帰の可能性は十分にあるはずだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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