海外不動産投資家の宮脇さき氏が、自身のYouTubeチャンネルで「世界中でドルの将来的な価値が疑われている!日本円の預金やドル建ての金融商品だけでは今後危険です!」と題した動画で、今後の資産防衛に必要な視点について解説した。

動画冒頭で、米ドル安・ゴールド高の世界的な流れを受け、「今、世界的にドルが売られていて、その一方でゴールドが買われている状況」と現状を説明した上で、アメリカのベッセント財務長官が発した「金が上がって助かっている」との発言に注目。「これはアメリカ政府の本音がよくあらわれている」として、その深層をひも解いた。

宮脇氏は、財務長官のベッセント氏について「国や中央銀行相手に巨額を動かす伝説のグローバルマクロ投資家」と紹介し、ブラックウェンズデイやアベノミクス時の円売りなど、国の矛盾を見抜く天才的スキルを強調した。そのうえで、ベッセント氏が「金は赤字にも債務不履行にもならない、本物の資産」と繰り返し発言してきたことを説明。「ベッセント財務長官は、ドルや通貨に対する本音の部分で、最も信頼できるのはゴールドだと考えている」と指摘した。

さらに、アメリカが世界最大の金保有量を誇っている一方、「その価値はバランスシートに約100分の1の古いレートで計上されている」ことに言及。市場価格で換算すれば「実態として160兆円規模の隠し財産になる」として、「アメリカの国家財政は赤字だと騒がれる一方で、この『含み益』のおかげで財政不安は大幅に緩和されている」と経済のカラクリを明かした。世界の中央銀行が脱ドル化を進め金を買い増す流れも、「各国による金買いが結果的にアメリカを助けているという金融スキーム」と喝破する。

宮脇氏は現状のゴールド高について、「過去のバブルとは異なり、国家レベルの資産防衛・分散という長期トレンドに支えられている」と強調し、「中央銀行が本気でゴールドという防衛資産を増やしている。通貨や金融システム不信への対策として、今後も堅調に推移する可能性が高い」と述べ、ゴールド投資に関する個人のリスク管理の視点も指南した。

最後に「今やゴールドやビットコインはコモディティや投機対象ではなく、国家の戦略物資・最終資産となっている。なぜ各国が金を買い漁るのか、その本質を見抜くことが投資家にとって重要」と動画を締めくくった。

チャンネル情報

宮脇さき@海外不動産個人投資家として資産運用しながら、富裕層、経営者、投資家への資産コンサルティングの他、海外移住アドバイザーとしても活動登録者10万人超えのYoutubeチャンネル「さきの海外不動産しか勝たん」を運営