海外不動産投資家の宮脇さき氏が、自身のYouTubeチャンネルで「資産が目減りする前にやるべきこと!世界恐慌やインフレでは紙幣を売ってコレを買う!」と題した動画で、ゴールドへの資金流入や法定通貨の価値下落、歴史的サイクルの観点から、現在の資産運用戦略について持論を展開した。

宮脇氏は、近年のゴールド価格上昇について「ゴールドが上がっているというよりかは、法定通貨の価値が下がり続けているっていう表現の方が合うかもしれない」と解説。事実、株価が市場最高値を更新したニュースも、何を基準で測っているのかが重要だと指摘し、「価値が下がり続ける法定通貨というものさしで測った、ただの幻、見せかけなんですね」と警鐘を鳴らす。

また、世界各国の中央銀行や巨大ファンド、大学基金などがドル建ての準備金からゴールドに資産をシフトしている動きも詳細に解説。「国家レベルでも金の保有を増やしている。ハーバード大学のような巨大資本も金やビットコインのETFに積極投資している事実は、投資の世界でも本格的な転換点」と指摘する。

動画内では、アラン・グリーンスパン元FRB議長の「金は究極の決済手段であり、炭鉱のカナリアです」という2010年の警告を引用。グリーンスパン氏の論文からも「金本位制がなければ、政府は無限に借金をし、インフレという隠れた税金によって国民の富を没収する。金こそがその暴走を止める唯一の防波堤だ」と紹介し、現在の世界経済の危うさを強調した。

さらに宮脇氏は、歴史のサイクルで繰り返されてきた「ダウ・ゴールド・レシオ」の推移や、各国中央銀行による金買いの加速を例に、「価値の保存手段として金は今、再評価されている。中央銀行は戦略的に買い増しを続け、価格の上下に左右されず淡々と蓄積している」と分析。「通貨の未来を信じられなくなった中央銀行が、必死に今金を買い集めている」とも述べる。

記事の終盤では「これまでの金融システムのルールが、根本的に変わる可能性は全然あり得る」としつつ、「投資に絶対はない」「全体のポートフォリオを見直しながら、金や暗号通貨の割合を微調整することで、リスクを分散してほしい」と投資家たちに助言。最後に宮脇氏は「通貨価値の物差しが歪み始めているという認識は持っておくべき」と強調し、動画を締めくくった。

チャンネル情報

宮脇さき@海外不動産個人投資家として資産運用しながら、富裕層、経営者、投資家への資産コンサルティングの他、海外移住アドバイザーとしても活動登録者10万人超えのYoutubeチャンネル「さきの海外不動産しか勝たん」を運営