こちらは、ろくぶんぎ座の方向にある2つの銀河「NGC 3166」と「NGC 3169」。


右下がNGC 3166、左上がNGC 3169で、どちらも渦巻銀河に分類されています。


【▲ キットピーク国立天文台のメイヨール望遠鏡で観測された渦巻銀河「NGC 3166」(右下)と「NGC 3169」(左上)(Credit: T.A. Rector (University of Alaska Anchorage) and H. Schweiker (WIYN and NOIRLab/NSF/AURA))】

2つの銀河は重力を介して影響し合う相互作用銀河です。左上のNGC 3169は淡いかすかな輝きに囲まれていますが、これはこの銀河から引き離されつつある渦巻腕(渦状腕)の一部だといいます。


また、NGC 3169では、塵(ダスト)を含んだ暗い雲の連なりであるダストレーン(ダークレーン)によって、明るい中心部分が取り囲まれている様子が捉えられています。その一方で、右下のNGC 3166のダストレーンは乱れていて、細分化されているようです。


NGC 3166とNGC 3169の相互作用は、まだ互いの形を大きくゆがめるほどには進んでいません。しかし、いずれは合体して1つの銀河が誕生することになると予想されています。


冒頭の画像はキットピーク国立天文台アメリカアリゾナ州)にある口径4メートルのメイヨール望遠鏡で取得したデータを使って作成され、NSF NOIRLab=アメリカ国立科学財団の国立光学・赤外天文学研究所から2020年6月30日付で公開されたもので、同研究所がSNSのXを通じて2025年10月28日付で改めて紹介しています。



Xで共有された画像ではハロウィンが近いことを意識してか、画像を回転処理した上で、「虚空に輝く1対の目」として紹介されています。


 


文/ソラノサキ 編集/sorae編集部


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