YouTubeチャンネル「12人産んだ助産師HISAKOの子育てチャンネル」で、助産師HISAKOさんが「【人工早産】健康妊婦だった私がなぜ?緊急帝王切開で産まれた小さないのち(お手紙シリーズ)」と題した動画を公開。動画冒頭では「助産師領域の深掘り動画を撮りたいと思います」と語り、視聴者から届いた妊娠・出産での悩み相談に丁寧に答えた。

今回紹介されたのは、健康的な妊娠生活を送るも、妊娠後期に突然の体調異変から緊急帝王切開による人工早産となった女性のお手紙。妊娠糖尿病や肝機能異常、全身の血液や血管のトラブルといった複雑な経緯が赤裸々に綴られていた。HISAKOさんは「動画内での見解はあくまでも私の推測・アセスメント」と前置きしつつ、専門的視点で事態を読み解いていく。

HISAKOさんは、妊娠中の厳しい体調変化のプロセスをかみ砕いて解説。「インスリンの働きを弱める妊娠期特有のホルモンが、糖を各臓器へ運べなくする」「妊娠24週の糖尿病検査を通過した直後に発症するケースも珍しくない」「肝臓は本来、余った糖を処理する役割を担うが、負担が大きいと機能が落ちてくる」と述べ、医学的な仕組みをホワイトボードを用いて分かりやすく伝えた。

また、急性妊娠脂肪肝や針止め点滴の副作用の可能性についても「副作用による肝機能低下は稀で、恐れる必要はあまりない」「彼女のようなケースは点滴をしなくても切迫早産になっていた可能性が高い」とフォロー。「どっちかというと妊娠糖尿病から来る肝機能低下だったのかな」と推察した上で、「これは誰のせいでもない」と力強く語った。

HISAKOさんは「全員が自分や赤ちゃんの命を守るため必死に頑張った結果。適切な医療判断だったし、あなたも本当によく頑張った」「こんな大変なことがあったからこそ、次の妊娠ではしっかり対策できる。ポジティブに考えて」と温かく励ました。

動画の締めくくりでは「脂肪肝ではなかったんじゃないかなって私的には思うんやけどな。数年後の第2子、ぜひチャレンジしてみてほしい」と再度エール。妊娠糖尿病や人工早産経験を持つ当事者や家族に「難しく考えすぎず、自分を責めないで」と呼びかけた。

チャンネル情報

がんばらんでええ! テキトーでええ!多くのママに関わってきた経験と自身の出産子育てから痛感する理想と現実のギャップ。キレイゴト抜き方法論をお伝えする『【12人産んだ】助産師HISAKOの子育てチャンネル』です!YouTube登録者数約60万人