菅原(手前)のマークを外してヘディングシュートを決める三笘(奥)。(C)Getty Images

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 現地時間11月29日に開催されたプレミアリーグの第13節で三笘薫を擁する5位のブライトンが、菅原由勢が所属する最下位のサウサンプトンとホームで対戦した。

 三笘が左サイドハーフ、菅原が右ウイングバックでともに先発し、日本代表同士がバチバチのマッチアップを披露する。

 開始7分、サウサンプトンのCKからのカウンターで、最後は菅原からボールを奪った三笘に決定機が訪れるも、シュートを枠に収められない。

 16分には、リュテールが中に切れ込んで左足でシュート。これはファーポストに直撃する。

 迎えた29分、右サイドからランプテイが送り込んだクロスに対し、マークに付かれていた菅原の前に入った三笘が、豪快なダイビングヘッド。鮮やかに先制点を奪ってみせた。

 日本代表アタッカーは、前節のボーンマス戦に続いて2試合連続ゴール。今シーズン3点目となった。
【動画】菅原を翻弄!三笘の豪快なダイビングヘッド弾
 サウサンプトンは44分、名誉挽回とばかりに菅原が抜群のクロスを送り込むも、FWアーチャーが決めきれない。

 それでも59分、波状攻撃から最後はMFダウンズが豪快なシュートを叩き込み、セインツが同点に追いつく。

 66分に菅原が下がったなか、67分にも左サイドからのクロスにアーチャーが合わせてネットを揺らすも、VARチェックの末にオフサイドとなる。

 その後はホームチームが攻め込んだものの、勝ち越し点を奪えず。最下位を相手に1−1と痛恨のドローに終わった。なお、先制ゴールの三笘はフル出場を果たしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部