ローンで加入中のぺリシッチ、バイエルンCEOは去就に「まだ何も決まっていない」

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 バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOが、インテルからローンで加入中のクロアチア代表MFイヴァン・ペリシッチの去就についてコメントした。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』を引用してイタリアメディア『フットボールイタリア』が伝えている。

 ペリシッチは2019年8月にレンタルで加入。2011年から2015年にかけてドルトムントやヴォルフスブルクでプレーした経験があり、4年ぶりのドイツ復帰となっていた。今シーズンはここまでリーグ戦15試合に出場して4ゴール5アシストを記録している。

 ペリシッチには2000万ユーロ(約23億円)の買い取りオプションがついている。インテルは当初その移行の決定期限を2020年5月15日と定めていたが、新型コロナウイルスによりリーグ戦が中断した影響を受け、先日バイエルンとこの決定期限を解除することに合意。今後話し合いが行われると報じられていた。

 今回ルンメニゲ氏は、ペリシッチについて次のようにコメントしている。

「それ(契約)についてはまだ話していません。彼は足を負傷し、最近帰ってきた。私は(インテルCEOのジュゼッペ・)マロッタととても友好的な関係にあるから、何度か試合を見てから話をするよ。選手本人でさえ、どこでプレーするのか知りたがっている。まだ何も決まっていないよ」