Windows 7サポート終了間近 PCの買い換えで注意するポイントはOffice 365 solo
Windows 7のサポートが2020年1月14日で終了する。
サポートが終了することで不具合の修正、セキュリティの強化といったアップデートがなくなる。
今回のサポート終了はWindowsにおける「延長サポート」の終了となり、深刻な不具合への対応も含め、完全にサポートがなくなってしまう。そこで多くの人はWindows 7のサポート終了を前にパソコンを買い換えてきた。
または、これから買い換えるという人もいるだろう。
筆者宅でも家族が使っているノートPCが1台、まだWindows 7世代であり、購入から既に7年が経過していたので昨秋に買い換えた。
新しくパソコンを購入する際、誰しもが気にかけるのが性能や価格だ。
また、ハードウェア性能と同じくらい気にするポイントは「Officeの有無」だ。
WordやExcel、PowerPointは仕事で使うなら必須だし、最近では学校の授業でも利用するため自宅用PCでも必要という人も少なくない。
そんな人にオススメしたいのが「Office 365 solo」だ。
実はパソコン選びにも有効なだけでなく、スマートフォンやタブレットを使用中のユーザーにも魅力的なことは意外と知られていない。
○最新のWordやExcelが月額制で利用できる
Office 365はMicrosoftが提供するOfficeのWordやExcelを月額課金、または年額課金で利用できるサブスクリプションサービスだ。
月額ならば1,284円、年額なら10カ月分の12,984円の料金が発生する。
WordやExcelはバージョン表記として「2011」や「2016」など、西暦で表記されることが多い。Windows同様、数年おきに大規模なバージョンアップを実施していることは、ご存知の方も多いだろう。
しかし、都度バージョンアップをするには3〜5万円のソフトウェアアップグレード代が発生する。
Office 365はサブスクリプションサービスなので加入中であれば常に最新のWordやExcelを利用できるのは大きなメリットと言えるだろう。
また、Officeの入っていないパソコンを選んだ場合、従来であれば3〜5万円するパッケージでソフトを購入する必要があった。
Office 365を選ぶことでまとまったソフトウェア代を支払わず、月々1,000円強の支払いでWordやExcelなどを利用できれば、購入時の費用も抑えられる上に、Officeの有無を理由に買い換え候補を絞る必要も無くなるため、スペックや予算でより好みのパソコンへの買い換えを選択できるメリットも生まれる。
さらにOffice 365 soloの場合
・最大5台までインストール可能
・5台で同時に利用可能
このように、1台ではなく5台まで、自宅PCやこれから買うPCでもWordやExcelを利用できる。そう考えれば、かなりのお買い得感がある。
○OneDrive 1TBも利用可能
Office 365の魅力は最新のWordやExcelが複数台で利用できることだけではない。
クラウドストレージ「OneDrive」の1TBの利用料も含まれている点は見逃せない。
GoogleドライブやDropboxといったクラウドストレージは複数のパソコンやスマートフォンでデータ共有を行う際に便利で、撮影した写真の自動アップロード・バックアップにも利用できるため、すでに愛用しているという人も多いだろう。
しかし無料では5GBや30GBなど、大容量のデータの共有やバックアップには物足りない。
もしこれらのサービスを1TBや無制限のプランに変更すると、Office 365 soloの月額と同じくらいの出費になる。
Office 365 soloは、他のクラウドストレージにかかる費用とほぼ同額で最新のWordやExcelなどを利用できるため、お買い得感はさらに強くなる。
また、iPadなど大画面のタブレットで利用できるモバイルアプリのWordやExcelは「10インチ以上の画面サイズではOffice 365に加入していないと利用できない」という制限が設けられていることも意外と知られていない。
従来のiPadは画面サイズが9.7インチとギリギリ10インチ未満だったが、2019年に発売になったiPadは10.2インチと、10インチを超えるサイズになっている。
高性能でノートPCの代わりになるかもと注目を集めているiPad Proは11インチから、薄型軽量のiPad Airも10.2インチとどちらも10インチを超えている。
これらのモデルでもWordなどを利用したいと考えた場合、Office 365 soloの契約は必須といえる。
パソコンの買い換え、現在古いバージョンのOfficeをインストールしているような人は、Office 365 soloの導入を真剣に検討してみてはどうだろうか。
・最新のWordやExcelが利用できる
・iPadなど含め、最大で5台にインストール、利用できる
・クラウドストレージ「OneDrive」も1TBまで利用できる
これまでのプリインストールのOfficeやパッケージ販売のOfficeよりも、メリットは圧倒的に多い。
サブスクリプションサービスへの抵抗を感じている人も、ここまでメリットが多ければ重い腰を上げ導入に前向きになれるのではないだろうか。
執筆 迎 悟
サポートが終了することで不具合の修正、セキュリティの強化といったアップデートがなくなる。
今回のサポート終了はWindowsにおける「延長サポート」の終了となり、深刻な不具合への対応も含め、完全にサポートがなくなってしまう。そこで多くの人はWindows 7のサポート終了を前にパソコンを買い換えてきた。
または、これから買い換えるという人もいるだろう。
筆者宅でも家族が使っているノートPCが1台、まだWindows 7世代であり、購入から既に7年が経過していたので昨秋に買い換えた。
新しくパソコンを購入する際、誰しもが気にかけるのが性能や価格だ。
また、ハードウェア性能と同じくらい気にするポイントは「Officeの有無」だ。
WordやExcel、PowerPointは仕事で使うなら必須だし、最近では学校の授業でも利用するため自宅用PCでも必要という人も少なくない。
そんな人にオススメしたいのが「Office 365 solo」だ。
実はパソコン選びにも有効なだけでなく、スマートフォンやタブレットを使用中のユーザーにも魅力的なことは意外と知られていない。
○最新のWordやExcelが月額制で利用できる
Office 365はMicrosoftが提供するOfficeのWordやExcelを月額課金、または年額課金で利用できるサブスクリプションサービスだ。
月額ならば1,284円、年額なら10カ月分の12,984円の料金が発生する。
WordやExcelはバージョン表記として「2011」や「2016」など、西暦で表記されることが多い。Windows同様、数年おきに大規模なバージョンアップを実施していることは、ご存知の方も多いだろう。
しかし、都度バージョンアップをするには3〜5万円のソフトウェアアップグレード代が発生する。
Office 365はサブスクリプションサービスなので加入中であれば常に最新のWordやExcelを利用できるのは大きなメリットと言えるだろう。
また、Officeの入っていないパソコンを選んだ場合、従来であれば3〜5万円するパッケージでソフトを購入する必要があった。
Office 365を選ぶことでまとまったソフトウェア代を支払わず、月々1,000円強の支払いでWordやExcelなどを利用できれば、購入時の費用も抑えられる上に、Officeの有無を理由に買い換え候補を絞る必要も無くなるため、スペックや予算でより好みのパソコンへの買い換えを選択できるメリットも生まれる。
さらにOffice 365 soloの場合
・最大5台までインストール可能
・5台で同時に利用可能
このように、1台ではなく5台まで、自宅PCやこれから買うPCでもWordやExcelを利用できる。そう考えれば、かなりのお買い得感がある。
○OneDrive 1TBも利用可能
Office 365の魅力は最新のWordやExcelが複数台で利用できることだけではない。
クラウドストレージ「OneDrive」の1TBの利用料も含まれている点は見逃せない。
GoogleドライブやDropboxといったクラウドストレージは複数のパソコンやスマートフォンでデータ共有を行う際に便利で、撮影した写真の自動アップロード・バックアップにも利用できるため、すでに愛用しているという人も多いだろう。
しかし無料では5GBや30GBなど、大容量のデータの共有やバックアップには物足りない。
もしこれらのサービスを1TBや無制限のプランに変更すると、Office 365 soloの月額と同じくらいの出費になる。
Office 365 soloは、他のクラウドストレージにかかる費用とほぼ同額で最新のWordやExcelなどを利用できるため、お買い得感はさらに強くなる。
また、iPadなど大画面のタブレットで利用できるモバイルアプリのWordやExcelは「10インチ以上の画面サイズではOffice 365に加入していないと利用できない」という制限が設けられていることも意外と知られていない。
従来のiPadは画面サイズが9.7インチとギリギリ10インチ未満だったが、2019年に発売になったiPadは10.2インチと、10インチを超えるサイズになっている。
高性能でノートPCの代わりになるかもと注目を集めているiPad Proは11インチから、薄型軽量のiPad Airも10.2インチとどちらも10インチを超えている。
これらのモデルでもWordなどを利用したいと考えた場合、Office 365 soloの契約は必須といえる。
パソコンの買い換え、現在古いバージョンのOfficeをインストールしているような人は、Office 365 soloの導入を真剣に検討してみてはどうだろうか。
・最新のWordやExcelが利用できる
・iPadなど含め、最大で5台にインストール、利用できる
・クラウドストレージ「OneDrive」も1TBまで利用できる
これまでのプリインストールのOfficeやパッケージ販売のOfficeよりも、メリットは圧倒的に多い。
サブスクリプションサービスへの抵抗を感じている人も、ここまでメリットが多ければ重い腰を上げ導入に前向きになれるのではないだろうか。
執筆 迎 悟